いいだし【飯田市】
⇒飯田
いいだじけん【飯田事件】
明治17年(1884)、愛知・長野両県の自由民権派による政府転覆未遂事件。秩父事件に呼応して、租税軽減・徴兵令廃止などをスローガンに、飯田で挙兵することを計画したが、事前に発覚した。
いいだせん【飯田線】
東海道本線豊橋と中央本線辰野を結ぶJR線。沿線に伊那・飯田などの都市がある。昭和18年(1943)私鉄4線を統合して国有化、飯田線と改称。全長195.8キロ。
いいだたけさと【飯田武郷】
[1828〜1900]幕末・明治の国学者。信濃国高島藩士。平田篤胤 (ひらたあつたね) 没後その門に入り、尊王運動にも参加。著「日本書紀通釈」など。
いいだだこつ【飯田蛇笏】
[1885〜1962]俳人。山梨の生まれ。本名、武治。別号、山廬 (さんろ) 。早大中退。高浜虚子に俳句を学び、「ホトトギス」に参加。俳誌「雲母 (うんも) 」を主宰。句集に「山廬集」「霊芝」「白岳」「椿花集」など。
いいだただひこ【飯田忠彦】
[1800〜1860]江戸末期の歴史家・勤皇家。周防 (すおう) の人。安政の大獄で謹慎処分。その後、桜田門外の変で取り調べを受け自刃。著「大日本野史」など。
いいだとくじ【飯田徳治】
[1924〜2000]プロ野球選手・監督。神奈川の生まれ。昭和22年(1947)南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。一塁手として、また、打点王を二度獲得するなど打撃でも活躍し、1246試合連続出場を記録。引退後はサンケイ・南海の監督を務めた。
いいだしりつどうぶつえん【飯田市立動物園】
長野県飯田市にある動物園。昭和28年(1953)開園。ペンギンやワラビーなどの小動物を多数飼育している。
いいだりゅうた【飯田竜太】
[1920〜2007]俳人。山梨の生まれ。蛇笏 (だこつ) の四男。俳誌「雲母 (うんも) 」を蛇笏から継承して主宰。自然を叙情的に表現した作品を残し、俳壇の第一人者として活躍した。句集「忘音 (ぼうおん) 」で読売文学賞を受賞。