出典:gooニュース
NY為替:米CPIで12月追加利下げ観測強まる
米10月消費者物価指数(CPI)がほぼ予想に一致したため12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。その後、米ダラス連銀のローガン総裁がインフレ上方リスクに言及したほか、米セントルイス連銀のムサレム総裁もデータ次第で緩やかな利下げ予想を示したため金利が下げ止まるとドル買いが再開した。
米国株式市場=ダウとS&P小反発、CPIで12月利下げ予想変わらず
米消費者物価指数(CPI)の上昇率が予想通りとなり、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを行うとの見方を支えた。米労働省が13日発表した10月のCPIは前年比2.6%上昇、前月比では4カ月連続で0.2%上昇し、いずれも市場予想と一致した。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.3%上昇し、予想と一致した。
米10月CPI2.6%上昇、前月から加速 予想と一致
CMEのフェドウオッチによると、金融市場が織り込む12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の0.25%ポイント利下げの確率は約79.3%と、CPI発表前の約58.7%から上昇。金利据え置きの確率は約20.7%と、約41.3%から低下した。
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