出典:gooニュース
英2月CPIは前年比+2.8%、予想以上に鈍化 今後再加速も
アバディーンの副チーフエコノミスト、ルーク・バーソロミュー氏は、今回のCPIは英中銀に安心感をもたらすとの見方を示した。「今回のデータはインフレ見通しを根本的に変えるものではないが、5月の追加利下げへの道筋を明確にするはずだ」と述べた。
カナダ2月CPI予想外に上振れ、免税措置の終了が影響
エコノミストの間では、GSTとHSTの免税が総合ベースのCPIをゆがめてきた面があるので、より正確な物価情勢を読み取れるのはコアCPIの方だとの指摘も出ている。カナダ銀行が重視するコアCPIは、CPI中央値とCPIトリムの2つ。1月の前年比上昇率はいずれも2.7%だったが、2月はともに2.9%に加速した。
【市場反応】加2月CPIは昨年6月来で最高の伸び、売上税優遇措置の終了で、加ドル高値からは売り
カナダ2月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%となった。伸びは1月+1.9%から予想以上に拡大し、昨年6月来で最高となった。政府の売上税優遇措置の終了が影響した。米国による関税の脅威も加わり、カナダ中銀の追加利下げを困難とするが、投資の減速や成長の下方リスクで第2四半期の利下げ観測は根強い。
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