出典:gooニュース
DNA鑑定の信用性めぐり両者の主張は平行線 やり直し裁判は5月22日結審へ【袴田事件再審公判ドキュメント⑭】
14回目の公判でも、DNA鑑定の信用性については、弁護側と検察側で主張は平行線をたどっています。検察側は「5点衣類」に第三者が触れる機会が、80回以上あったとして、実際に触れている写真などを示し、弁護側のDNA鑑定は、別の由来のDNAが衣類に付着している可能性があること。
【袴田事件再審】検察「弁護側のDNA鑑定は信用性が乏しい」“犯行着衣”の血痕めぐり 次回で結審
14回目を迎えた24日の公判では、袴田さんが犯行当時に着ていたとされる衣類についた血痕のDNA鑑定について、前回に引き続き審理されました。 弁護側の専門家の鑑定では「血痕のDNAが袴田さんのものとも被害者のものとも一致せず、弁護側は衣類のねつ造を裏付けている」と主張しています。
「弁護側のDNA鑑定は信用できない」検察側が反論 袴田事件再審 静岡地裁
重要証拠の5点の衣類に付いた血痕を巡って、東京高裁が弁護側のDNA鑑定は信用できないとして、静岡地裁が出した再審決定を一度取り消しています。 これに対し弁護団はこれまで「DNA鑑定は高い信頼性が担保されている」と主張していきました。
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