出典:gooニュース
ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECBの早期利下げ観測と日銀の緩和修正で
■弱含み、ECBによる年内複数回の利下げ観測強まる今週のユーロ・ドルは弱含み。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げ観測は後退せず、米長期金利は上昇したことからリスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小。週後半はECBによる年内複数回の利下げ観測が台頭し、米長期金利は底堅い動きを維持したことでユーロ売り・米ドル買いの取引が活発となった。
ECB、金融政策の新たな運営枠組みを発表 膨張資産を圧縮
ラガルドECB総裁は「今回の枠組みは私たちの政策の実施が今後も引き続き効果的で、堅固かつ柔軟、そして効率的であることを保証するものだ」との声明を出した。ECBはまた、新たな枠組みはECBのバランスシートを財政的に健全なものにするとし、それが中銀の独立性を支え、金融政策の円滑な実施を可能にすると説明した。
NY外為:ユーロ高、ECBの初回利下げは4月より6月=仏中銀総裁
フランス中銀のビルロワドガロー総裁はラジオ番組において、「ECBの初回利下げは4月より6月の可能性高い」との考えを述べた。ラトビア中銀のカザークス総裁は今後、数回の会合で利下げ開始が決定される可能性を示唆。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測後退でユーロ買いが優勢となった。ユーロ・ドルは、1.0947ドルまで上昇し、11日以来の高値を更新。
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