《Intergovernmental Panel on Climate Change》気候変動に関する政府間パネル。人間の活動の拡大によって起こった大気の循環の変化が、気候・食糧・エネルギー・水資源などに重大な影響を及ぼしているという共通認識のもとに、各国政府が集まり国際的な取り組みを検討する会議。ユネップ(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)が呼びかけ、約80か国の政府関係者と科学者が参加し、1988年に設置。1990年に最初の報告書をまとめた。2007年、米国の政治家アル=ゴアとともにノーベル平和賞受賞。