出典:gooニュース
OPEC事務局長「石油は神の贈り物だ」…COP29で重要性を力説、「脱化石燃料」の動きけん制
【バクー=田中洋一郎】アゼルバイジャンで開催中の国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で20日、サウジアラビアなどの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス事務局長が、「石油は神の贈り物だ」とその重要性を力説し、欧州各国を中心とした「脱化石燃料」を目指す動きをけん制した。
OPECプラス、需要低迷で自主減産縮小をさらに延期か=関係筋
15―16年当時とは異なりOPECプラスは、米国などOPEC非加盟国の生産が急速に落ち込むことはないと認識している」と述べた。一方、アラブ首長国連邦(UAE)など一部のOPECプラス加盟国は減産ではなく増産する意向が強いため、生産量の大幅な引き下げで合意できる公算は小さい。
OPEC、24・25年世界石油需要予想を再度引き下げ
需要見通しの弱さは、OPEC加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が直面する課題を浮き彫りにする形となった。OPECプラスは3日、12月から予定されていた有志国による自主減産の縮小を1カ月延期することで合意したと発表した。
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