[名](スル)
  1. 道や場所を知らない人をそこに導くこと。また、ある地域を見せて歩くこと。「館内を—する」「道—」

  1. 取り次ぐこと。「—を請う」

  1. 事情やようすなどを知らせること。また、その知らせ。「事業—」「入学—」

  1. 物事内部のようす。内情。「その家の—に明るい」

  1. 事情をよく知っていること。承知。「先刻御—のこととは思いますが」

    1. 「町の近くにある写真屋は節子もよく—だった」〈藤村新生

  1. 客を招くこと。招待。「披露宴に御—します」

  1. 官庁で後日の参考にするために、書き写したもの。また、文書の下書き。草案

    1. 「頭の弁して—は奏せさせ給ふめり」〈紫式部日記

  1. 物事事情内容を明らかにすること。また、問い尋ねること。

    1. 「宮の辺に—しに参らまほしけれど」〈・二七七〉

[補説]中古のかな文では「あない」と表記されることが多い。

出典:gooニュース

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。