《「じょうろう(上﨟)」の音変化か》

[名]
  1. 遊郭で、遊客と枕をともにした女。遊女。おいらん。娼妓 (しょうぎ) 。じょろ。

  1. 若い女。また、一般に女性。婦人。じょろ。

    1. 「都めきたる—の、二十二、三なるが」〈浮・諸国ばなし・二〉

  1. 大名の奥向きに勤める女房や局 (つぼね) 。

    1. 「さる大名の北の御方に召し使はれて、日の目もつひに見給はぬ—たちや」〈浮・一代男・四〉

[接尾]女性の名前に付けて、軽い敬意親密の情を表す。
    1. 「これ申しおふぢ—、迎ひに来ました」〈浄・堀川波鼓

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。