出典:gooニュース
石川県・輪島市、町野地区「唯一のスーパー」が復活 一時は記録的豪雨で断念 能登半島地震、発生からまもなく1年
元日の地震と9月の豪雨で二重の被害を受けながらも、石川県輪島市のスーパーマーケットは地域コミュニティーを維持するため、旗振り役として奔走します。元日の地震で被害を受けても休まず営業してきた、輪島市町野地区に唯一ある「もとやスーパー」。しかし、9月の記録的な豪雨では、店の至る所に土砂が流れ込み、営業を断念。一時は廃業も頭をよぎりました。
改善せねば」輪島市長 震災1年を前に
復興に向けては、輪島塗の販路拡大や輪島港の機能強化、市内の面積の多くを占める山林を生かした林業の再生などに言及し、「しっかり復旧復興を成し遂げ、前よりもっと豊かで安心して暮らせる輪島市を一緒につくっていきたい」と話した。(上田真由美)
「輪島本格復興 長い年月」 地震1年を前に市長会見
能登半島地震の発生から1年になるのを前に輪島市の坂口茂市長は25日、市役所で記者会見した。「(市内では)建物の解体はまだ30%しか完了しておらず、県道や市道の多くで通行できていない。本格的な復興には長い年月がかかる」としつつ、「前より魅力的で、安心して暮らせる輪島を市民と一緒につくっていきたい」と語った。
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