• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

あたかもヘリコプターから現金をばらまくように、中央銀行あるいは政府が、対価を取らずに大量貨幣市中供給する政策米国の経済学者フリードマン著書貨幣の悪戯」で用いた寓話由来。中央銀行による国債の引き受けや政府紙幣発行などがこれにあたる。ヘリコプタードロップ。ヘリマネ。

[補説]中央銀行は通常、市場に資金供給する際、対価として民間金融機関が保有する国債手形などの資産を買い入れる(買いオペレーション)。ヘリコプターマネーの場合、そうした対価を取らずに貨幣発行するため、中央銀行のバランスシート債務だけが増え、それに見合う資産計上されず、債務超過の状態になる。その結果、中央銀行や貨幣に対する信認が損なわれる可能性があるため、平時には行われない。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。