出典:デジタル大辞泉(小学館)

《東南アジアの言語に由来するという。「蒟醤」とも書く》

  1. コショウ科の蔓植物 (つるしょくぶつ) 。葉は厚く、心臓形。雌雄異株。黄色の花を穂状につける。インドの原産で、東南アジアにかけて広く栽培される。葉は辛味と芳香があり、石灰ビンロウジの種子を包み、かんで口中清涼剤にする。

  1. タイ・ミャンマー産の漆器。また、その技法。素地は、多く竹を編んで作った籃胎 (らんたい) で、黒漆塗りの表面に文様を毛彫りし、朱漆などの色漆を充塡 (じゅうてん) して研ぎ出したもの。日本には近世に伝わり、茶道具として珍重された。→象谷塗 (ぞうこくぬり)