男(おとこ)を磨(みが)・く
一昨日(おととい)御出(おい)で
一昨日(おととい)来(こ)い
音(おと)に聞(き)・く
弟(おと)は血(ち)の緒(お)
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
踊(おど)る阿呆(あほう)に見(み)る阿呆(あほう)
驚(おどろ)き桃(もも)の木(き)山椒(さんしょ)の木(き)
御中(おなか)を痛(いた)・める
御中(おなか)を抱(かか)・える
同(おな)じ穴(あな)の狢(むじな)
同(おな)じ釜(かま)の飯(めし)を食(く)・う
同(おな)じ流(なが)れを掬(むす)・ぶ
尾(お)に尾(お)を付(つ)・ける
鬼(おに)が住(す)むか蛇(じゃ)が住(す)むか
鬼(おに)が出(で)るか蛇(じゃ)が出(で)るか
鬼(おに)が笑(わら)・う
尾(お)に付(つ)・く
鬼(おに)とも組(く)・む
鬼(おに)に金棒(かなぼう)
鬼(おに)に衣(ころも)
鬼(おに)の居(い)ぬ間(ま)に洗濯(せんたく)
鬼(おに)の霍乱(かくらん)
鬼(おに)の首(くび)を取(と)ったよう
鬼(おに)の空念仏(そらねんぶつ)
鬼(おに)の目(め)にも涙(なみだ)
鬼(おに)は外(そと)福(ふく)は内(うち)
鬼(おに)も十八(じゅうはち)番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)
鬼(おに)を欺(あざむ)・く
鬼(おに)を酢(す)にして食(く)・う
斧(おの)の柄(え)朽(く)つ
己(おのれ)達(たっ)せんと欲(ほっ)して人(ひと)を達(たっ)せしむ
己(おのれ)に克(か)ち礼(れい)に復(かえ)る
己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)とする勿(なか)れ
己(おのれ)の欲(ほっ)せざるところは人(ひと)に施(ほどこ)す勿(なか)れ
己(おのれ)を知(し)りうる者(もの)は賢者(けんじゃ)なり
己(おのれ)を責(せ)めて人(ひと)を責(せ)めるな
己(おのれ)を枉(ま)・げる
己(おのれ)を虚(むな)しゅう◦する
尾羽(おは)うち枯(か)ら・す
御鉢(おはち)が回(まわ)・る
御髭(おひげ)の塵(ちり)を払(はら)・う
御百度(おひゃくど)を踏(ふ)・む
御平(おひら)の長芋(ながいも)
尾鰭(おひれ)が付(つ)・く
尾鰭(おひれ)を付(つ)・ける
帯(おび)に短(みじか)し襷(たすき)に長(なが)し
帯紐(おびひも)解(と)・く
帯(おび)を解(と)・く
オブラートに包(つつ)・む