あい‐じょう【愛嬢】
かわいがっている大切な娘。まなむすめ。他人の娘についていう。⇔愛息。
あいだち‐な・し
[形ク] 1 おもしろみがない。無愛想である。「心よからず—・きものに思ひ給へる」〈源・夕霧〉 2 遠慮がない。ぶしつけだ。「世を思ひ給へ乱るることなむまさりにたると—・くぞうれへ給ふ」〈源・宿...
アイノラ【Ainola】
フィンランド南部の町ヤルベンパーにある、作曲家シベリウスの邸宅および地所。名称は妻アイノにちなむ。シベリウスが後半生を過ごし、彼の死後も家族が暮らした。1974年より博物館として公開。
アイペフ【IPEF】
《Indo-Pacific Economic Framework》インドと太平洋地域における、ゆるやかな経済連携。米国の主導により2022年発足。インド太平洋経済枠組み。 [補説]発足時の参加国...
あ・う【敢ふ】
[動ハ下二] 1 耐える。持ちこたえる。→敢(あ)えなむ「秋風に—・へず散りにしならしばのむなしき枝に時雨すぐなり」〈秋篠月清集〉 2 おして…する。しとげる。→敢えて 3 (他の動詞の連用形に...
襲う
I1〔襲撃する〕attack夜陰に乗じて襲うattack a person under cover of darkness彼らは銀行を襲ったThey 「broke into [robbed] a...
此の世
this world; this (present) lifeこの世の worldly; earthlyこの世に生まれ出るbe born into this worldこの世を去るdie/pas...
このよの【この世の】
worldly; earthlyこの世に生まれ出るbe born into this worldこの世を去るdie/pass away/《文》 depart this worldこの世をはかな...
嗜む
⇒このむ(好む)彼は絵をたしなむHe has a liking [taste] for painting./〔描くことを〕He likes to paint.彼は酒もたばこもたしなまないHe n...
難民
〔避難者〕a refugee;〔故国を失った流民〕a displaced person ((略 D.P.));〔被災者〕a victim戦禍を逃れた難民の群a flood of refugees...
はなむけ
[共通する意味] ★旅立つ者に贈る金品。[英] a parting gift[使い方]〔はなむけ〕▽はなむけの言葉を贈る〔餞別〕▽海外へ転勤する友人に餞別を贈る[使い分け]「餞別」の方が一般的。...
せんべつ【餞別】
[共通する意味] ★旅立つ者に贈る金品。[英] a parting gift[使い方]〔はなむけ〕▽はなむけの言葉を贈る〔餞別〕▽海外へ転勤する友人に餞別を贈る[使い分け]「餞別」の方が一般的。...
いびる
[共通する意味] ★苦しみや悩みを与える。[英] to torment[使い方]〔いじめる〕(マ下一)▽弱い者をいじめて喜ぶ〔さいなむ〕(マ五)▽飢えにさいなまれる▽良心の呵責(かしゃく)にさい...
しいたげる【虐げる】
[共通する意味] ★苦しみや悩みを与える。[英] to torment[使い方]〔いじめる〕(マ下一)▽弱い者をいじめて喜ぶ〔さいなむ〕(マ五)▽飢えにさいなまれる▽良心の呵責(かしゃく)にさい...
さいなむ
[共通する意味] ★苦しみや悩みを与える。[英] to torment[使い方]〔いじめる〕(マ下一)▽弱い者をいじめて喜ぶ〔さいなむ〕(マ五)▽飢えにさいなまれる▽良心の呵責(かしゃく)にさい...
いおういぎょう【易往易行】
往生が容易で、そのための修行も容易であること。念仏の道をいう。また、浄土門のこと。行いやすい平易な修行で、極楽往生できるという教え。▽「往」は極楽往生すること。「行」は修行すること。浄土宗の他力本願の教え。阿弥陀如来あみだにょらいにすがって、「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」と唱えれば、極楽往生できると説くもの。
かちょうふうげつ【花鳥風月】
自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。
かふくいふく【禍福倚伏】
福の中に禍が潜み、禍の中に福が潜むように、災いと幸せは順繰りにおとずれるものだということ。▽「禍福」は災いと幸い。「倚伏」は禍が福のもとになったり、福が禍のもとになったり、禍福が互いに因果的に生じること。「倚」は寄り添う、また、ちなむ、原因となる意。「伏」は潜む意。
かれんちゅうきゅう【苛斂誅求】
税金や借金などを容赦なく厳しく取り立てること。▽「苛」はむごい、また、責め立てる意。「斂」はおさめる、集める意。「誅」は責める意。
きみょうちょうらい【帰命頂礼】
地に頭をつけて礼拝し、深く帰依きえの情をあらわすこと。心から仏に帰依すること。▽仏教語。「帰命」は仏の教えを深く信じ、身命を投げ出して帰依し従う厚い信心のこと。身命をささげて仏・法・僧の三法に帰依すること。「南無なむ」とほぼ同意。「頂礼」は頭を地につけてする礼。頭を地につけ尊者の足下を拝する。「五体投地ごたいとうち」ともいい、古代インドの最高の敬礼。
アーミテージ【Richard Lee Armitage】
[1945〜 ]米国の政治家・軍人。ベトナム戦争に従軍の後、国防省情報部員などを経て政界入り。レーガン政権では国防次官補などを歴任。知日派として日米外交に大きな役割を果たした。以後も共和党の重鎮...
ウ‐タント【U Thant】
[1909〜1974]ビルマの政治家。第3代国連事務総長。在任1962〜1971。ベトナム停戦など東西緊張緩和に貢献した。中華人民共和国の国連加盟を見届けて辞任。熱心な仏教徒。
うながみ‐ずいおう【海上随鴎】
江戸後期の蘭学者稲村三伯(いなむらさんぱく)の号。
おだ‐まこと【小田実】
[1932〜2007]小説家・文芸評論家。大阪の生まれ。米国留学中に世界を巡った旅行記「何でも見てやろう」がベストセラーとなる。「ベトナムに平和を! 市民連合」(ベ平連)を結成、反戦運動に取り組...
かいこう‐たけし【開高健】
[1930〜1989]小説家。大阪の生まれ。「裸の王様」で芥川賞受賞。ベトナム戦争の取材など、行動派の作家として活躍。他に「パニック」「輝ける闇」「夏の闇」など。