あい‐し【哀思】
ものがなしい気持ち。「夜ふけて灯前独り坐す—悠々堪ゆべからず」〈独歩・独坐〉
いつき‐の‐みや【斎宮】
1 皇大神を祭る宮。特に、伊勢神宮をいう。 2 大嘗祭(だいじょうさい)の時に、悠紀(ゆき)・主基(すき)の祭場となる宮殿。 3 斎皇女(いつきのみこ)の居所。また、斎皇女が赴任する前に斎戒のた...
い‐らく【怡楽】
[名](スル)喜び楽しむこと。「悠々たる追憶の—の中から」〈啄木・葬列〉
魚(うお)は江湖(こうこ)に相忘(あいわす)る
《「荘子」大宗師から》魚が水の多い川や湖では水の存在を忘れて無心に遊泳しているように、何にもわずらわされず自然のままに悠々と生きることのたとえ。
えん【遠】
[音]エン(ヱン)(漢) オン(ヲン)(呉) [訓]とおい [学習漢字]2年 〈エン〉 1 空間的、時間的に隔たっている。とおい。「遠隔・遠近・遠征/以遠・永遠・望遠・悠遠・遼遠(りょうえん)...
気長
気長な 〔忍耐強い〕patient;〔ゆうゆうとした〕leisurely気長に 〔忍耐強く〕patiently;〔悠長に〕at a leisurely pace, unhurriedly気長な人...
きながに【気長に】
〔忍耐強く〕patiently;〔悠長に〕at a leisurely pace, unhurriedly気長な人だHe takes his time.気長に機会を待つpatiently aw...
攫う
I〔持ち去る〕snatch away; carry off自転車の男がハンドバッグをさらったA man on a bicycle snatched my handbag.波に足をさらわれたHe ...
自適
⇒悠々自適
悠久
eternity悠久の eternal; everlasting悠久の真理an eternal [everlasting] truthそれは悠久の昔から変わっていないIt has not cha...
ゆうぜん【悠然】
[共通する意味] ★ゆったりとして落ち着いているさま。[英] quiet; calm《形》[使い方]〔悠然〕(形動(たる・と))▽母は何が起きても悠然としていた〔悠悠〕(形動(たる・と))▽今か...
りょうえん【遼遠】
[共通する意味] ★想像を絶するほどはるかに遠いこと。[英] far off[使い方]〔悠遠〕(名・形動)▽悠遠の昔〔絶遠〕▽絶遠の地〔遼遠〕(名・形動)▽前途遼遠[使い分け]【1】「悠遠」は、...
ぜつえん【絶遠】
[共通する意味] ★想像を絶するほどはるかに遠いこと。[英] far off[使い方]〔悠遠〕(名・形動)▽悠遠の昔〔絶遠〕▽絶遠の地〔遼遠〕(名・形動)▽前途遼遠[使い分け]【1】「悠遠」は、...
ゆうゆう【悠悠】
[共通する意味] ★遠くはるかに広がっているさま。[英] vast[使い方]〔悠悠〕(形動(たる・と))▽悠々たる天地〔渺渺〕(形動(たる・と))▽渺々たる大海〔渺茫〕(形動(たる・と))▽渺茫...
ゆうちょう【悠長】
[共通する意味] ★ゆったりとして落ち着いているさま。[英] quiet; calm《形》[使い方]〔悠然〕(形動(たる・と))▽母は何が起きても悠然としていた〔悠悠〕(形動(たる・と))▽今か...
いっかんふうげつ【一竿風月】
釣り竿を手に、風流を楽しむ意から、俗事を離れ自然に親しみ悠々自適の生活をおくることのたとえ。
さんちゅうれきじつ【山中暦日】
俗世間を離れて、山の奥深くで悠々と生活すること。「山中さんちゅう暦日れきじつ無なし」という句の略で、人里離れた山の中で暮らしていると、月日の過ぎるのも忘れてしまうという意。
じんしゃらくざん【仁者楽山】
仁徳の備わった人は、欲に動かされず心が穏やかでゆったりとしているので、おのずから安定したどっしりとした山を愛するものであるということ。▽「仁者じんしゃは山やまを楽たのしむ」と訓読する。
ゆうゆうかんかん【悠悠閑閑】
ゆったりして気長に構え、のんびりするさま。▽「悠悠」は落ち着いたさま。のんびりしたさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「悠悠緩緩」「優優閑閑」「優優簡簡」とも書く。
ゆうゆうじてき【悠悠自適】
のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。▽「悠悠」はゆったりと落ち着いたさま。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「悠悠」は「優遊」「優游」とも書く。