あか‐あか【明明】
[副]非常に明るいさま。「—とネオンがともる」
あか・し【明し】
[形ク] 1 明るい。「月もいと限りなく—・くて出でたるを」〈大和・一五六〉 2 まじりけがない。心が清い。「然らば汝の心の清く—・きはいかにして知らむ」〈記・上〉
あかし【明石】
兵庫県南部、明石海峡に面する市。もと山陽道・四国街道の分岐点の宿駅で、松平氏の城下町。日本標準時子午線の東経135度が通る所に天文科学館がある。人口29.1万(2010)。 源氏物語第13巻...
あかし‐おおはし【明石大橋】
兵庫県明石市、明石川に架かる橋。 明石海峡大橋の通称。
あかし‐かいきょう【明石海峡】
明石市と淡路島との間にある幅が約4キロの海峡。大阪湾と播磨灘(はりまなだ)をつなぐ。古くから海上交通の要衝。両岸は白砂青松の景勝地として知られた。平成10年(1998)に明石海峡大橋が神戸市・淡...
あかあか【明明】
brightlyどの窓も明々と明かりがついていたEvery window was illuminated brightly.明々とした大都会の灯the glittering lights of ...
あかす【明かす】
1〔明らかにする〕disclose遠大なる計画を明かしたHe disclosed his ambitious plans to me.彼は来られない理由を明かしたHe explained why...
あかり【明かり】
1〔光〕light雪明かりthe reflected light of snow壁の穴から明かりが差したLight shone in through a hole in the wall.懐中電...
あかるい【明るい】
I1〔光線が十分である〕light;〔照明が十分である〕(well-)lighted;〔輝いている〕bright;〔発光する〕luminous明るいうちにwhile it is (still) ...
あかるいきざし【明るい(進展の)兆し】
a bright [positive] sign (of progress)
あかり【明かり】
[共通する意味] ★あたりを明るくするためにともした火。[英] a light[使い方]〔明かり〕▽窓に明かりがともる▽室内の明かりが少し暗い〔灯〕▽灯台の灯が海原を照らす〔灯火〕▽灯火親しむべ...
あかるい【明るい】
[意味] 光が強い。また、光が十分にさして、物がよく見える状態である。[英] light⇔暗い[使い方]〔明るい〕(形)▽電灯を点(つ)けたので明るい▽明るいうちに家に帰ろう[補足]◇「明るい色...
あかるむ【明るむ】
[共通する意味] ★光がさして物がよく見える状態になる。[英] to glow light[使い方]〔明るむ〕(マ五)▽東の空が明るむ〔明け渡る〕(ラ五)▽夜が明け渡る[使い分け]【1】「明るむ...
あきらか【明らか】
[共通する意味] ★事柄の様子が鮮やかに認識できるさま。[英] clear[使い方]〔明らか〕(形動)▽火を見るよりも明らかだ▽明らかな誤り〔はっきり〕(副)スル▽霧が晴れたのではっきりと見える...
あくるあさ【明くる朝】
[共通する意味] ★話題となっている日の次の日の朝。[英] next morning[使い方]〔明くる朝〕▽明くる朝さっそく出かけた〔翌朝〕(よくあさ)▽翌朝まで雨は降り続いた〔翌朝〕(よくちょ...
めいきょうしすい【明鏡止水】
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。▽「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。「鏡」は「けい」とも読む。
めいしゅあんとう【明珠暗投】
どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。転じて、立派な才能をもっているのに世に認められないこと。また、貴重な物をその価値の分かっていない人が所有していること。宝玉を暗闇くらやみで人に投げ与える意から。▽「明珠」は輝き光る宝玉のこと。
めいそうじょうき【明窓浄机】
明るく清潔で、落ち着いて勉強できる書斎の形容。読書や執筆に適している場所。明るい窓と塵ちり一つない清潔な机の意から。▽「机」は「几」とも書く。
めいてつほしん【明哲保身】
聡明そうめいで道理に明るい人は、危険を避け身を安全に保つ意。また、本来の意味とは異なり、「保身」の意味が誤解されて、自分の身の安全だけを考え、要領よく生きるという意味で使われることもある。▽「明哲」は賢くて物事の道理に明るいこと。また、その人やそのさま。「明哲めいてつ身みを保たもつ」と訓読する。
めいぼうこうし【明眸皓歯】
美女の形容。美しく澄んだ目もとと、白く美しい歯並びの意から。非業の死を遂げた楊貴妃ようきひをしのんで、唐の詩人杜甫とほが作った詩の語で、もとは楊貴妃の美貌びぼうを形容した語。▽「眸」は瞳ひとみのこと。「皓」は白くきれいなこと。「皓」は「皎」とも書く。「皓歯明眸こうしめいぼう」ともいう。
あけち‐みつひで【明智光秀】
[1528ころ〜1582]安土桃山時代の武将。織田信長に仕え、近江(おうみ)坂本城主。天正10年(1582)京都の本能寺に主君信長を襲って自害させたが、まもなく山崎で羽柴秀吉に敗れ、敗走の途中...
みょうえ【明恵】
[1173〜1232]鎌倉初期の僧。華厳宗中興の功労者。紀伊の人。諱(いみな)は高弁。栂尾(とがのお)山に高山寺を開き、華厳宗興隆の道場とした。また、宋から栄西が将来した茶の栽培でも知られる。著...
みょうえん【明円】
[?〜1199]平安末期・鎌倉初期の円派の仏師。慶派の台頭した時期にあって、円派の伝統的な彫刻様式を伝えた。大覚寺の五大明王像などの作品がある。めいえん。
みんちょう【明兆】
[1351ころ〜1431]室町初期の画僧。淡路の人。字(あざな)は吉山。号、破草鞋(はそうあい)。東福寺の殿司(でんす)となり、兆殿司ともよばれる。宋・元の画風を研究、肥痩(ひそう)のある墨線と...
めい‐てい【明帝】
[28〜75]中国、後漢の第2代皇帝。在位57〜75。姓名は劉荘(りゅうそう)。父光武帝(劉秀)のあとを受けて、儒教主義によって国内を治める一方で、外政では匈奴(きょうど)を征討し、班超らを西域...