くう【空】
[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ [学習漢字]1年 〈クウ〉 1 そら。「空間・空気・空中/滑空・虚空(こくう)・航空・上空・低空・天空・碧空(へきくう...
くう【功】
手柄。功績。こう。「この頃のわが恋力(こひぢから)記(しる)し集め—に申さば五位の冠(かがふり)」〈万・三八五八〉
くう【空】
[名] 1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」 2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久...
く・う【食う/喰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 食物をかんでのみ込む。食べる。「飯を—・う」 2 生活をする。暮らしを立てる。「こんな薄給では—・っていけない」 3 口で物をしっかり捕らえる。食いつく。「えさを替えたら...
く・う【構ふ】
[動ハ四]鳥が巣を作る。→巣くう「つくの穴ごとに燕(つばくらめ)は巣を—・ひ侍る」〈竹取〉
くう【空】
1〔空中〕the air; the sky ⇒くうちゅう(空中)空をつかむgrasp [clutch] at the air空を切って飛ぶflash across the sky/fly thr...
くう【食う】
1⇒たべる(食べる)2〔生活をする〕make [earn] a living食うに困らないだけの収入があるI earn enough to live on.食うや食わずの生活だったI earne...
くうい【空位】
(a) vacancy; a vacant throne王の急死で空位が生じたThe king's sudden death left the throne vacant.空位期間an inte...
くういき【空域】
airspace
くうかん【空間】
space;〔場所〕room空間の spatial時間と空間time and space狭い空間を有効に活用しているShe uses the small space she has very e...
くう【食う】
[共通する意味] ★口に食物を入れ、かみくだいて飲みこみ、空腹を満たす。[英] to eat[使い方]〔食べる〕(バ下一)▽ごはんを残さずに食べなさい〔食う〕(ワ五)▽めしを食ってから出かけるぞ...
くう【空】
[共通する意味] ★何もないこと。[英] nothing[使い方]〔無〕▽無から有(ゆう)を生じる▽努力が無になる〔空〕▽計画は失敗し、一切が空に帰した▽空をつかむ〔烏有〕▽戦火に焼かれ、町は烏...
くうい【空位】
[共通する意味] ★定められた地位にだれも就いていないこと。また、そのあいている地位。[使い方]〔空席〕▽教授に空席が一つできる▽副会長のポジションが空席のままになっている〔空位〕▽国王が死んで...
くうかん【空間】
[共通する意味] ★物が何も存在しない、空いている所。[英] space[使い方]〔空間〕▽人の通れる空間だけ残す▽宇宙空間〔スペース〕▽スペースを十分にとった居間〔空き〕▽庭のわずかの空きに草...
くうき【空気】
[共通する意味] ★地球を取り巻く気体。[英] air[使い方]〔大気〕▽大気の汚染を防ぐ▽大気圏〔空気〕▽さわやかな朝の空気▽タイヤに空気を入れる[使い分け]【1】「大気」は、地球を取り巻く気...
くうくうじゃくじゃく【空空寂寂】
空虚で静寂なさま。執着や煩悩ぼんのうを除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。▽仏教語。「空」はこの世の有形・無形の一切のものは、固定した実体がないこと。「寂」はひっそりと静かな意。煩悩や執着のない静寂なあり方が本性であること。
くうくうばくばく【空空漠漠】
果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。▽「漠漠」は広々としてはるかなさま。「空漠」を分けて、繰り返して強調した語。
くうこくのきょうおん【空谷跫音】
孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。
くうぜんぜつご【空前絶後】
非常に珍しいこと、まれなこと。今までに例がなく、これからもあり得ないという意から。▽「空前」はこれまでにないこと。「絶後」は今後もありえないこと。
くうそくぜしき【空即是色】
固定的な実体がなく空くうであることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではなく、それがそのままこの世に存在する物の姿でもある意。▽仏教語。「空」は固定的な実体のないこと。「色」はいろ、かたちあるもの。この世のすべての物質的存在のこと。