あ【痾】
[音]ア(呉)(漢) やまい。こじれた病気。「旧痾・宿痾・沈痾」
あい【間】
1 物と物とのあいだ。「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ひと続きの時間。あいま。「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉 3 「間駒(あいごま)」の略。 4 「間狂言...
あいだち‐な・し
[形ク] 1 おもしろみがない。無愛想である。「心よからず—・きものに思ひ給へる」〈源・夕霧〉 2 遠慮がない。ぶしつけだ。「世を思ひ給へ乱るることなむまさりにたると—・くぞうれへ給ふ」〈源・宿...
あい‐の‐しゅく【間の宿】
近世、宿場と宿場との中間に設けられた、休憩のための宿(しゅく)。宿泊は禁じられていた。
あい‐の‐つちやま【間の土山】
旧東海道鈴鹿越えの宿場町であった土山(滋賀県甲賀市)のこと。鈴鹿峠の西の山あいにあるので、こうよばれた。
相部屋
宿屋が込んでいて3人の相部屋になったThe inn was so crowded that the three of us had to share a room.
曖昧
1〔はっきりしないこと〕あいまいな 〔不明瞭な〕unclear;〔明確につかめない〕vague;〔どっちつかずの〕noncommittal;〔多義・両義にとれる〕ambiguous;〔いかように...
相宿
たまたま外国人観光団と相宿になったI happened to stay at the same hotel [inn] as a group of foreign tourists.
雨宿り
木の下で雨宿りしたI took shelter from the rain under a tree.雨宿りしようと軒下に駆け込んだI ran under the eaves to avoid ...
雨避け
1〔覆い〕a (rain-)cover;〔防水シート〕a tarpaulin,《口》 a tarp自転車に雨よけをかけるcover a bicycle from the rain2⇒あまやどり(...
しゅくしゃ【宿舎】
[共通する意味] ★学校や会社などが学生や社員のために設けた共同の住宅。[英] a dormitory[使い方]〔寮〕▽地方出身なので大学の寮に入った▽会社の寮▽独身寮▽女子寮〔宿舎〕▽来年から...
りょう【寮】
[共通する意味] ★学校や会社などが学生や社員のために設けた共同の住宅。[英] a dormitory[使い方]〔寮〕▽地方出身なので大学の寮に入った▽会社の寮▽独身寮▽女子寮〔宿舎〕▽来年から...
きしゅくしゃ【寄宿舎】
[共通する意味] ★学校や会社などが学生や社員のために設けた共同の住宅。[英] a dormitory[使い方]〔寮〕▽地方出身なので大学の寮に入った▽会社の寮▽独身寮▽女子寮〔宿舎〕▽来年から...
やど【宿】
[共通する意味] ★人を宿泊させることを業とする施設。[使い方]〔宿〕▽宿をとる▽宿をさがす▽宿に泊まる〔旅館〕▽旅館に泊まる▽温泉旅館〔宿屋〕▽宿屋をさがす〔ホテル〕▽連休中はホテルがとれない...
りょかん【旅館】
[共通する意味] ★人を宿泊させることを業とする施設。[使い方]〔宿〕▽宿をとる▽宿をさがす▽宿に泊まる〔旅館〕▽旅館に泊まる▽温泉旅館〔宿屋〕▽宿屋をさがす〔ホテル〕▽連休中はホテルがとれない...
いちじゅのかげ【一樹之陰】
見知らぬ人が一本の木の下で雨宿りするのも、前世からの因縁で、この世の人と人との出会いは、みなこのように前世からの因縁であるということ。
いっしゅくいっぱん【一宿一飯】
ちょっとした世話になること。また、ちょっとした恩義でも忘れてはいけないという戒めの語。旅先などで、一晩泊めてもらったり一度食事を恵まれたりする意から。▽「一宿」は旅先などで一晩泊めてもらうこと。「一飯」は一回の食事をごちそうになる意。昔、博徒ばくとの間では、旅の途中で泊めてもらったり食事を振る舞われたりして世話になると、生涯の恩義とする仁義があった。
ごえつどうしゅう【呉越同舟】
仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ。▽「呉」「越」はともに中国春秋時代の国名。父祖以来の因縁の宿敵同士で、その攻防戦は三十八年に及んだという。
そうこうろしゅく【草行露宿】
非常に苦しい旅をすること。旅の行程が非常につらく、また、差し迫っていること。草の生い茂った険しい場所をかき分けて野宿するという意から。▽「草行」は道なき道を、草をかき分けて行くこと。「露宿」は野宿すること。
ふうさんろしゅく【風餐露宿】
風にさらされて食事をし、露に濡ぬれて野宿すること。転じて、旅の苦労、野宿の苦しみのたとえ。▽「餐」は飲食することで、「風餐」は風に吹きさらされて食事をすること。「露宿」は露に濡れながら寝ること。野外の仕事の苦しみのたとえとしても用いる。
あべ‐ともじ【阿部知二】
[1903〜1973]小説家・評論家。岡山の生まれ。小説「冬の宿」「風雪」「日月の窓」、評論「主知的文学論」など。
いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女/石川女郎】
大和・奈良時代の女流歌人。万葉集に同名の七人が登場するが、実在したのは三人から五人とする説が有力。 久米禅師と歌を贈答した石川郎女。 大津皇子と歌を贈答した石川郎女。 日並皇子(ひなみしの...
いしかわ‐まさもち【石川雅望】
[1754〜1830]江戸後期の狂歌師・国学者。江戸の人。号、宿屋飯盛(やどやのめしもり)。石川豊信の子で、家業は宿屋。狂歌を四方赤良(よものあから)に学ぶ。和漢の学に通じ、著書に「しみのすみか...
こうみょう‐こうごう【光明皇后】
[701〜760]聖武天皇の皇后。名は安宿媛(あすかべひめ)、また光明子とも。父は藤原不比等(ふじわらのふひと)、母は橘三千代(たちばなのみちよ)。孝謙天皇の母。臣下の娘で皇后になった最初の例。...
こばやし‐あせい【小林亜星】
[1932〜2021]作曲家。東京の生まれ。CMソングやアニメ主題歌・歌謡曲などを多数作曲。代表作「北の宿から」など。テレビドラマ「寺内貫太郎一家」の主演をはじめ、俳優としても活躍した。