あい‐きょう【愛嬌/愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
あい‐ぎょう【愛敬】
《仏語の「愛敬相」から。室町以降「あいきょう」とも》 1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉 2 顔つき...
あい‐そ【愛想】
《「あいそう」の音変化》 1 人に接するときの態度。また、人当たりのいい態度。「店員の—のいい店」「—のない返事」 2 人に対する好意・信頼感。「—を尽かす」 3 (多く「お愛想」の形で) ㋐相...
あお・い【青い】
[形][文]あを・し[ク] 1 (「碧い」とも書く)青色をしている。広く緑系統の色にもいう。「—・い空」「—・いリンゴ」 2 (「蒼い」とも書く)顔に血の気がない。赤みが足りない。「顔が—・い」...
あくぎゃく‐むどう【悪逆無道】
[名・形動]度の過ぎた悪逆であること。道に背いたひどい行いであること。また、そのさま。あくぎゃくぶとう。「—な振る舞い」
荒荒しい
〔激しい〕violent;〔動作などが乱暴な〕rough;〔粗野な〕rude荒々しい気性の男だHe has a violent temper.荒々しい振る舞いrude [rough] behav...
あられもない
unladylike;《文》 indecorous彼女のあられもない振る舞いher unladylike [indecorous] behaviorネグリジェ姿で出てくるとはあられもないAppe...
威
⇒いげん(威厳),いこう(威光)虎とらの威を借る狐きつねan ass in a lion's skin威を振るうdisplay one's power
勢い
1〔動きに伴う力〕force風の勢いthe force of the windあらしの勢いは全然衰えないThe storm has not let up a bit.流れの勢いが強いThe cu...
嫌嫌
1〔幼児などが嫌がって首を振ること〕赤ん坊が嫌々をしたThe baby shook his head to show he didn't like it.2〔仕方なく,不承不承〕unwillin...
ふる【振る】
[共通する意味] ★前後、左右、上下などに振り動かす。[英] to shake; to swing[使い方]〔振る〕(ラ五)▽手を振る▽バットを振る▽首を縦に振る▽しっぽを振る〔振るう〕(ワ五)...
ふるう【振るう】
[共通する意味] ★前後、左右、上下などに振り動かす。[英] to shake; to swing[使い方]〔振る〕(ラ五)▽手を振る▽バットを振る▽首を縦に振る▽しっぽを振る〔振るう〕(ワ五)...
たちふるまい【立ち振る舞い】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
たちいふるまい【立ち居振る舞い】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
ききょ【起居】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
いきようよう【意気揚揚】
得意げで威勢のよいさま。いかにも誇らしげに振る舞うさま。▽「揚揚」は得意な様子。
いちげんいっこう【一言一行】
一つの言葉と一つの行為。ちょっとした言葉とちょっとした行い。ふとしたわずかな言行。
いっきょいちどう【一挙一動】
ちょっとした動作・振る舞いのこと。ちょっとしたしぐさ。ちょっと手を挙げたり、ちょっとからだを動かしたりの意から。▽立ち居振る舞い・しぐさを表す「挙動」を分けて、「一」をそれぞれに添えたもの。「一挙手一投足」と類義。「一」はちょっとした、また一度の意。
いっしゅくいっぱん【一宿一飯】
ちょっとした世話になること。また、ちょっとした恩義でも忘れてはいけないという戒めの語。旅先などで、一晩泊めてもらったり一度食事を恵まれたりする意から。▽「一宿」は旅先などで一晩泊めてもらうこと。「一飯」は一回の食事をごちそうになる意。昔、博徒ばくとの間では、旅の途中で泊めてもらったり食事を振る舞われたりして世話になると、生涯の恩義とする仁義があった。
いってきせんきん【一擲千金】
一時に惜しげもなく大金を使うこと。大事を思い切りよく実行すること。豪快な振る舞いや思い切りのよいたとえ。一度の賭かけに惜しげもなく大金を賭ける意から。▽「擲」は投げる、投げ出す意。「千金一擲せんきんいってき」ともいう。
あがたいぬかい‐の‐たちばな‐の‐みちよ【県犬養橘三千代】
[?〜733]奈良前期の女官。美努(みぬ)王に嫁して橘諸兄(たちばなのもろえ)を産み、藤原不比等に再嫁して光明皇后を産んだ。文武・聖武天皇の養育にあたり、橘姓を賜って権勢を振るった。橘三千代。
い‐こう【韋后】
[?〜710]唐の第4代皇帝中宗の皇后。中宗復位後権勢を振るう。710年政権をねらって中宗を毒殺したが、李隆基(のちの玄宗)らの反乱で殺された。→武韋(ぶい)の禍(か)
いな‐ただつぐ【伊奈忠次】
[1550〜1610]江戸初期の幕臣。通称、熊蔵。徳川家康の近習として、検地・治水・新田開発などに敏腕を振るう。初代関東郡代。
うえすぎ‐さだまさ【上杉定正】
[1443〜1494]室町中期の武将。扇ヶ谷(おうぎがやつ)上杉持朝(もちとも)の子。太田道灌(おおたどうかん)に補佐されて兵威を振るったが、上杉顕定(あきさだ)の中傷を信じて道灌を暗殺。のち顕...
おおうち‐よしおき【大内義興】
[1477〜1529]室町後期の武将。安芸(あき)など6国の守護として勢力を振るった。永正5年(1508)前将軍足利義稙(あしかがよしたね)を将軍に復職させ、自らは管領代となった。