いっ‐ちょ
[副]《「いっちょう(一丁)」の変化した語》「一丁」に同じ。
いっちょう‐あがり【一丁上がり】
《「いっちょあがり」とも》 1 料理の一人前ができあがること。また、できあがったことを知らせる言葉。 2 用事が片付くこと。勝負に勝つこと。また、そのときに発する言葉。「王手飛車取りで—だ」
いっ‐ちょう【一丁】
[名] 1 豆腐・刃物など一つ。→丁(ちょう) →挺(ちょう) 2 距離・面積の単位。→丁 3 料理などの一人前。「エビフライ—あがり」 4 勝負事などの一回。ひと勝負。「もう—やろう」 [...
いっ‐ちょう【一町】
1 尺貫法の距離・面積の単位。→町(ちょう) 2 一つの町。また、町全体。
いっ‐ちょう【一張】
弓・弦楽器・幕・毛皮など一つ。→張
いっ‐ちょう【一朝】
[名] 1 ある朝。ある日。「—明ければ」 2 わずかな間。「—にして滅びる」 3 朝廷全体。また、朝廷に仕えるすべての人。「—信仰してはじめて法流をうけ給ふ」〈平家・一〇〉 [副]急に何か...
いっ‐ちょう【一調】
1 能の演奏形式の一。謡曲中の要所を、小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓のいずれか一つの伴奏で、一人で謡うこと。 2 長唄囃子(ばやし)で、小鼓1丁による独奏。歌舞伎下座音楽では、武将の...
いっちょう‐いっし【一張一弛】
《「礼記」雑記下から》弓の弦を張ったりゆるめたりするように、気持ちをひきしめたりゆるめたりすること。厳格さと寛大さを交互に示すこと。また、盛んになったり衰えたりすること。
いっちょう‐いっせい【一調一声】
能で、小鼓一調のうち、特に謡に先立ち小鼓が一声の囃子を打つもの。
いっちょう‐いっせき【一朝一夕】
《一日か一晩か、の意から》わずかな期間。短い時日。「これほどの大事業は—には成就しない」