うら‐はぎ【末矧】
矢の箆(の)に羽の軸を接着し、桜皮・糸などを巻きつけた部分のうち、矢筈に近い部分。上矧(うわはぎ)。
うら‐はく【裏箔】
日本画で、金銀の色調を和らげるため、画面の絹地(絵絹)の裏に、金箔や銀箔をはること。また、その金・銀箔。裏金(うらきん)。
うらは‐ぐさ【裏葉草】
イネ科の多年草。日本特産。山地や谷川のがけに群生。高さ30〜50センチ。葉は細長く、基部で転倒し、裏面が上向きになって緑色をし、表面は下向きとなり白色。夏から秋にかけて小穂をつける。
うら‐はず【末弭/末筈】
弓の上端の、弦輪(つるわ)をかける部分。上弭(うわはず)。すえはず。→本弭(もとはず)
うら‐はずかし・い【心恥ずかしい】
[形][文]うらはづか・し[シク]なんとなく恥ずかしい。気恥ずかしい。心に恥ずかしく感じる。「わが姉ながら気の毒でもあり又—・くもあった」〈漱石・道草〉
うら‐はみ【卜食】
《「うらばみ」とも》亀の甲を焼いて占うとき、縦または横に裂ける筋目。縦を吉、横を凶とした。
うら‐はら【裏腹】
[名・形動] 1 背と腹。また、裏と表。 2 背中合わせ。隣り合わせの関係であること。「死と—の危険な仕事」 3 相反していること。また、そのさま。逆さま。反対。あべこべ。「気持ちと—な言葉」
うら‐はん【裏判】
文書の裏に記す署名・花押(かおう)や押印。表の文面を承認・保証するため、または相手方に敬意を表すためなどに行う。