かい‐めん【改免】
江戸時代、その年の農作物の出来ぐあいによって租税の率を変えたこと。「諸国—の世の中すぐれて」〈浮・永代蔵・一〉
かい‐めん【海面】
海の表面。
かい‐めん【海綿】
1 海綿動物の総称。 2 モクヨクカイメンの繊維状の骨格。網状で黄色く、弾力性に富み、水分をよく吸収する。化粧用・事務用などに用いる。スポンジ。
かい‐めん【界面】
気体と液体、液体と液体、液体と固体、固体と固体、固体と気体のように、二つの相が互いに接触している境界面。相の一方が気体の場合は、一般に表面という。
かい‐めん【皆免】
近世、ある期間内の債権・債務をすべて帳消しにすること。中世の徳政にあたる。「天下徳政になして—の時」〈浮・新可笑記〉
かい‐めん【開綿】
綿糸紡績工程の一。解綿・混綿の次に、綿の繊維をのばし広げると同時に、短繊維やごみなどを取り除く作業。
かいめん‐かがく【界面化学】
物質の二つの相の境界面で起こる、界面張力・吸着・発泡・拡散などの現象を研究する化学の一分野。
かいめん‐かっせい【界面活性】
界面張力、表面張力を著しく低下させること。また、その現象。液体と気体、液体と液体、液体と固体の間の界面に対して作用する。表面活性。→界面活性剤
かいめん‐かっせいざい【界面活性剤】
界面張力を著しく低下させる物質。水に対しては、せっけん・油・アルコールなど。表面活性剤。
かいめん‐ぎょぎょう【海面漁業】
海で行われる漁業。沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業・海面養殖など。これに対して、河川や湖沼など淡水で行われる漁業を内水面漁業という。