きき‐および【聞(き)及び】
(多く「おききおよび」の形で)人づてに聞いて知っていること。「すでにお—のことと存じます」
きき‐およ・ぶ【聞(き)及ぶ】
[動バ五(四)]人づてに聞いて知っている。前々から聞いている。「ご高名はかねがね—・んでおります」
きき‐かいかい【奇奇怪怪】
[名・形動]《「奇怪」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇怪なこと。また、そのさま。「—な事件」
きき‐かえ・す【聞(き)返す】
[動サ五(四)] 1 一度聞いたことを繰り返して聞く。 ㋐繰り返し質問する。問いなおす。聞きなおす。「答えが要領を得ないので、もう一度—・した」 ㋑以前に聞いたものをもう一度聞く。聞きなおす。「...
きき‐かじり【聞き齧り】
聞きかじること。また、その事柄。なま聞き。半可通。「—の知識」
きき‐かじ・る【聞き齧る】
[動ラ五(四)]物事の一部分、またはうわべだけを聞いて知る。ちょっと聞いただけの知識を持つ。「新しい学説を—・っただけの議論」
きき‐かた【聞(き)方/聴(き)方】
1 話を聞いたり、人にものを尋ねたりするときの方法や態度。「—が悪い」 2 国語教育の一分野。話を聞いて正しく理解する方法や態度の教育。聞くこと。 3 聞く側。聞き手。「—に回る」 4 連句・香...
きき‐かわ・す【聞き交はす】
[動サ四]互いに消息などを聞き合う。「御有様は絶えず—・し給ひけり」〈源・早蕨〉
きき‐かよう【記紀歌謡】
古事記・日本書紀に記載されている歌謡。重複分を除くと約190首で、上代人の日常生活全般を素材とし、明るく素朴で民謡的要素が強い。歌体は片歌(かたうた)から長歌までさまざまだが、定型・五七調はまだ...
きき‐かよ・う【聞き通ふ】
[動ハ四] 1 耳に入ってくる。うわさに流れる。「おのづから—・ひて、隠れなき事もこそあれ」〈源・浮舟〉 2 聞いて互いに心を通わせる。「御遊びの折々、琴、笛の音(ね)に—・ひ、ほのかなる御声を...