からす‐のえんどう【烏野豌豆】
マメ科の越年草。山野や道端にみられ、高さ60センチくらい。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。春、淡紅紫色の蝶形の花を開く。緑肥にする。ヨーロッパの原産。やはずえんどう。
きよ‐ぶき【清拭き】
[名](スル)濡(ぬ)れた布でふいたあと、仕上げとしてさらに乾いた布でふくこと。
角(かど)を入(い)・れる
1 怒気を表す。とげとげしくする。「大臣が大の眼に—・れ」〈西鶴大矢数・三〉 2 「角(すみ)を入れる」に同じ。「この人は—・れたるよしもなく、生まれ付きの丸額」〈浮・男色大鑑・四〉
くがい‐とう【公廨稲】
律令制で、諸国に置かれた官稲の一。正税の一部を出挙(すいこ)し、その利益を官司の入用や官人の俸給に充てた稲。くげとう。
かど‐だ・つ【角立つ】
[動タ五(四)] 1 角ばっている。かどばる。「—・っている石」 2 事が円満を欠き、とげとげしいようすになる。かどがたつ。「そういう態度では話が—・つ」 3 人の目を引く。目立つ。「妻(さい...
かすがやま‐じょう【春日山城】
春日山にあった上杉謙信の本城。越後(えちご)守護代長尾氏歴代の本拠で、長尾景虎(ながおかげとら)(上杉謙信)が拡充整備した。のち上杉景勝の会津移封のあと入城した堀氏が慶長12年(1607)に福島...
おい‐らか
[形動ナリ] 1 性格が、こせこせせずおっとりしているさま。穏やか。「対の君は、—なれど心深ければこそ」〈宇津保・楼上上〉 2 態度が素直でとげとげしくないさま。あっさりしているさま。「すべて人...
おおはら【大原】
姓氏の一。 [補説]「大原」姓の人物大原重徳(おおはらしげとみ)大原富枝(おおはらとみえ)大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)大原まり子(おおはらまりこ)大原幽学(おおはらゆうがく)
オラシュチエ‐さんみゃく【オラシュチエ山脈】
《Munţii Orăştie》ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスの山脈の一つ。紀元前1世紀から後1世紀にかけて、ダキア王国のブレビスタ王やデケバルス王らが古代ローマの侵入に備えて建造し...
おだ・てる【煽てる】
[動タ下一][文]おだ・つ[タ下二] 1 うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。「—・ててやる気にさせる」 2 人が落ち着いていられないほど...