ささ‐がし【笹がし】
「ささが(笹掻)き」の音変化。
ささ‐がに【細蟹/笹蟹】
蜘蛛(くも)の古名。また、蜘蛛の糸。「あさぢが露にかかる—」〈源・賢木〉 [補説]上代「笹が根の」の意の「ささがねの」を、中古になって、音の類似から「ささ蟹」と解し、「ささ」が小さいの意に意識さ...
ささがに‐の【細蟹の】
[枕] 1 蜘蛛(くも)の意から、「蜘蛛」また同音の「雲」「曇る」にかかる。「—くものふるまひ哀れなり」〈玉葉集三〉 「—曇らぬ空に雨のみぞ降る」〈後拾遺・雑三〉 2 蜘蛛の糸の意から、「糸」ま...
ささがに‐ひめ【細蟹姫】
《蜘蛛(くも)が糸をかけるところから》織女星の異称。たなばた姫。《季 秋》
ささがね‐の
[枕]《「ささがにの」の古形》「ささがにの」に同じ。「—蜘蛛の行ひ今宵著(しる)しも」〈允恭紀・歌謡〉 [補説]この日本書紀の例は、「笹が根」で枕詞ではなく、笹の根もとにいる蜘蛛(くも)とする説...
ささ‐がや【笹茅/笹萱】
イネ科の一年草。山野に生え、高さ20〜30センチ。群がって生え、葉はササに似て小さい。秋、茎の頂に緑色の花穂をつける。
ささ‐がれい【笹鰈】
ヤナギムシガレイの別名。また、その干物。
ささがわながれ【笹川流れ】
新潟県北端から村上市にかけての海岸のうち、勝木から桑川までの称。瀬波笹川流れ粟島県立自然公園の一部。
ささき【佐々木/佐佐木】
姓氏の一。 [補説]「佐々木/佐佐木」姓の人物佐々木主浩(ささきかづひろ)佐々木巌流(ささきがんりゅう)佐々木基一(ささききいち)佐々木小次郎(ささきこじろう)佐々木譲(ささきじょう)佐々木惣一...
ささき‐かづひろ【佐々木主浩】
[1968〜 ]プロ野球選手。宮城の生まれ。平成元年(1989)大洋ホエールズ(横浜DeNAベイスターズの前身)に入団。主にクローザーとして活躍し、最優秀救援投手のタイトルを5度獲得。平成12年...