さんだい‐でん【参内殿】
京都御所内に設けられた殿舎。常御殿の西、御車寄せの内にあり、皇族・大臣などが参内する際にここから入った。
さんだい‐とし【三大都市】
人口が多く、経済や産業などの中心地となる三つの都市。日本では東京・大阪・名古屋のこと。→六大都市
さん‐だいはつめい【三大発明】
15〜16世紀、ヨーロッパに大きな社会的変革をもたらした三つの発明。火薬・羅針盤・活版印刷術をさすが、実際にはいずれも中国伝来のものを改良・実用化したもの。
さんだい‐ばなし【三題噺/三題咄】
客に三つの題を出させて、その場で一席の落語にするもの。文化元年(1804)に初世三笑亭可楽が創始。
さんだいばなしととやのちゃわん【三題噺魚屋茶碗】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。河竹黙阿弥作。明治15年(1882)東京春木座初演。「斗々屋(ととや)の茶碗、身投げ、時鳥(ほととぎす)」の三題噺を劇化した「時鳥水響音(みずにひびくね)」に加筆増補し...
さん‐だいひほう【三大秘法】
日蓮宗で、本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇の三つをいう。本尊とは法華経で明らかにされた久遠(くおん)の釈迦牟尼仏、題目とは南無妙法蓮華経の7字、戒壇とは本尊を礼拝し、題目を唱える場所を意味する...
さんだい‐ひりょう【三大肥料】
窒素肥料・燐酸肥料・カリ肥料の三つ。
さん‐だいぶ【三大部】
教義のよりどころとされる三つの大部な経典。 1 天台宗で、智顗(ちぎ)著の法華玄義・法華文句・摩訶止観(まかしかん)。法華三大部。 2 律宗で、道宣著の四分律行事鈔・四分律羯磨疏(かつまそ)・四...
さん‐だいぶつ【三大仏】
奈良の東大寺、河内の太平寺、近江(おうみ)の関寺の大仏。後世は奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺の大仏をいう。
さん‐だいもん【三大門】
平安京外郭にあった羅城門・朱雀門(すざくもん)・応天門の称。