し【死】
[音]シ(呉)(漢) [訓]しぬ [学習漢字]3年 1 しぬ。しぬこと。「死因・死者・死亡・死滅/仮死・擬死・急死・決死・検死・枯死・情死・水死・生死・戦死・病死・瀕死(ひんし)・変死・悶死(も...
ぬ‐ばかま【奴袴】
《指貫(さしぬき)に「袴奴」の字を用いたのを逆にし、誤読したもの》指貫(さしぬき)の異称。「烏帽子直衣に—の稜(そば)取り」〈盛衰記・六〉
あがた‐の‐いど【県の井戸】
平安京大内裏の西隅(現在の京都市上京区)にあった県宮(あがたのみや)の井戸。また、その辺りの地名。山吹と蛙(かえる)の名所。[歌枕]「かはづ鳴く—に春暮れて散りやしぬらん山吹の花」〈続後撰・春下〉
るい‐どう【類洞】
肝臓・脾臓・骨髄などにある特殊な毛細血管。内皮に多数の小孔がある。シヌソイド。洞様毛細血管。
げ‐ぐくり【下括り】
指貫(さしぬき)の裾に通したひもで足首の辺りをくくること。したぐくり。⇔上括(しょうくく)り。
くも‐たてわく【雲立涌】
平行した蛇行曲線の中に雲の形を描いた文様。親王または摂政・関白の袍(ほう)や指貫(さしぬき)、女子の袿(うちき)などの文様に用いられた。くもたちわき。
けん‐こん【乾坤】
1 易(えき)の卦(け)の乾と坤。 2 天と地。天地。「奔騰狂転せる風は…、—を震撼し、樹石を動盪(どうとう)しぬ」〈露伴・運命〉 3 陰陽。 4 いぬい(北西)の方角とひつじさる(南西)の方角...
ぐし‐ぬい【串縫い】
《「くしぬい」とも》表裏とも同じ大きさの細かい針目で縫う方法で、和裁の最も基本的な縫い方。洋裁では並縫いという。
こころ‐まさり【心勝り】
1 予想していたよりもすぐれていること。⇔心劣り。「—しぬべきことにも侍るなるかな」〈宇津保・内侍督〉 2 容姿よりも心のすぐれていること。気丈夫。「継信は—の剛の人にて」〈浄・凱陣八島〉
ぐっ‐と
[副] 1 瞬間的に力を入れるさま。また、物事をひと息に行うさま。「両手で—押す」「酒を—飲み干す」 2 感動や激しい感情がこみあげてくるさま。「胸に—きた」「怒りを—こらえる」 3 息や言葉な...