しゅく【宿】
[名] 1 泊まること。また、その場所。やどや。旅館。 2 宿場。宿駅。「間(あい)の—」 3 星座。星宿。 [接尾]助数詞。旅の宿りを数えるのに用いる。「一—一飯」
しゅく【粥】
1 かゆ。 2 禅寺で、朝食のこと。
しゅ‐く【衆苦】
多くの苦しみ。多くの人の苦しみ。しゅうく。「富貴、栄禄は—の本なり」〈今昔・二・三二〉
しゅく【粛】
[ト・タル][文][形動タリ](多く「粛として」の形で用いる) 1 静まり返っているさま。「場内—として声なし」 2 つつしみかしこまるさま。「—として襟を正す」
しゅく‐あ【宿痾】
長い間治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿疾。宿病。「—に悩む」
しゅく‐あく【宿悪】
1 過去に犯した悪事。また、以前から重ねてきた悪事。旧悪。 2 仏語。前世で犯した悪事。⇔宿善。
しゅく‐い【祝意】
喜び祝う気持ち。祝いの心。賀意。「—を表する」
しゅく‐い【宿衣】
⇒しゅくえ(宿衣)
しゅく‐い【宿意】
1 前々から持ちつづけてきた考え。年来の希望や志。「—がかなう」 2 かねてから抱いている恨み。宿怨(しゅくえん)。宿恨。「—を晴らす」
しゅく‐いり【宿入り】
宿所・宿場に入ること。「その時は小室節の最中、—にうたひて」〈浮・一代男・五〉