すいてき【水滴】
目取真俊の短編小説。平成9年(1997)発表。同年、第117回芥川賞受賞。
すい‐てつ【膵蛭】
吸虫綱の寄生虫。体長10〜18ミリ。牛・羊・山羊(やぎ)などの膵管に寄生し、人に寄生することもある。
すい‐てん【水天】
1 水と天。水と空。「—一色」 2 水に映る天。 3 《(梵)Varuṇa》十二天の一。水をつかさどる竜神で、また西方の守護神。形像は左手に羂索(けんさく)・右手に剣を執り、亀の背に乗るものが多い。
すい‐てん【水添】
⇒水素化
すいてん【萃点】
《「萃」は、あつまるの意》さまざまな物や事柄があつまる場所。南方熊楠の造語。
すいてん‐いっぺき【水天一碧】
晴れ渡った遠い海上などの、水の色と空の色とがひと続きになっているようす。
すいてん‐ぐう【水天宮】
福岡県久留米市にある神社。全国水天宮の総本社。祭神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・安徳天皇・建礼門院・平時子。水の守護神として、また、安産・水難よけの神として知られる。 東京都中央区...
すいてんぐうめぐみのふかがわ【水天宮利生深川】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。河竹黙阿弥作。明治18年(1885)東京千歳座の開場に際し、水天宮の利益(りやく)を利かせ、明治維新後の社会悲劇を取り込んで書き下ろしたもの。通称「筆幸(ふでこう)」。
すいてん‐ほうふつ【水天彷彿】
海上遠く、空と水面とがひと続きになっていて境界がはっきりしないこと。「狂瀾激浪を—の間に認めて」〈露伴・露団々〉