立錐(りっすい)の余地(よち)もな・い
《「呂氏春秋」為欲から》人がたくさん集まって、わずかのすきまもない。「会場は超満員で—・い」
やれ‐ま【破れ間】
屋根・壁などのやぶれたすきま。
ろう【漏】
[常用漢字] [音]ロウ(漢) ロ(慣) [訓]もる もれる もらす 〈ロウ〉 1 液体などがすきまからもれる。「漏洩(ろうえい)・漏出・漏水・漏電・漏斗(ろうと)/歯槽膿漏(しそうのうろう)...
れっ‐か【裂罅】
裂けてできたすきま。裂け目。割れ目。「紅海は大陸の—だとしいて思ってみても」〈寅彦・旅日記から〉
りっぽう‐さいみつじゅうてん【立方最密充塡】
最密充塡構造の一。同じ大きさの球列を積み重ねていくとき、最初の層のすきまの上に2層、3層目を重ねて、4層目は球のそれぞれが初めの層の真上にくるもの。各球の中心を格子点とすると、面心立方格子となる...
ゆきあい‐の‐ま【行き合ひの間】
交差する、また接するもののすきま。ゆきあいのひま。「夜や寒き衣やうすきかたそぎの—より霜や置くらむ」〈新古今・神祇〉
やり‐ぶすま【槍衾】
大勢が槍をすきまなくそろえ並べること。また、その状態。
みっ‐ぷう【密封】
[名](スル)すきまのないように、ぴったりと封をすること。「—して保存する」
みつ‐りん【密林】
樹木などがすきまのないほど生い茂っている林。ジャングル。
むそう‐れんじ【無双連子/夢想櫺子】
作り付けにした連子に、同様の連子のある引き戸を内側に重ね、引き戸を引くと両方のすきまが互い違いになって一面の板張りのようになるもの。