ぜつ‐おん【舌音】
中国の音韻学の用語で五音の一。タ行・ナ行・ラ行などの音で、舌と歯茎を用いて発音する破裂音。「端」「透」「定」「知」の類。
ぜつ‐がい【絶崖】
きりたったようにそびえたつ岸。きりぎし。がけ。
ぜつ‐がく【絶学】
1 学問をやめること。また、すたれて絶えた学問。〈日葡〉 2 学問をこえた境地。「たとひ一知半解(はんげ)なくとも、無為の—なり」〈正法眼蔵・行持上〉
ぜつ‐がん【舌癌】
舌にできる癌。合わない義歯・金属冠や虫歯のとがった部分の刺激が誘因となる。
ぜつ‐ぎ【絶技】
絶妙の演技や技術。
ぜつ‐げん【絶弦/絶絃】
《中国で、琴の名人伯牙(はくが)が、自分の琴をよく理解していた鍾子期(しょうしき)が死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じ...
ぜつ‐ご【絶後】
1 今後再び起こるためしのないこと。「空前—の大事件」 2 息の絶えたあと。「—に再びよみがえる」
ぜつ‐しょうたい【舌小帯】
舌の裏側の正中線上にある、舌と口腔底(こうくうてい)をつなぐ粘膜のひだ。
ぜつ‐じゅ【絶入】
《「せつじゅ」とも》息が絶えること。また、気絶すること。ぜつにゅう。「かれが嗔(いか)って向かふ時は大の男も—す」〈平家・五〉
ぜつ‐じょう【舌状】
舌のかたち。舌のような形状。