たぬき‐がお【狸顔】
人をばかにしたような、そらとぼけた顔。
たぬき‐ねいり【狸寝入り】
[名](スル)眠っているふりをすること。空寝(そらね)。「—して聞き耳を立てる」
た‐ぶん【多分】
[名・形動] 1 数量・金額の多いこと。また、そのさま。たくさん。多く。「—な(の)寄付にあずかる」「ビタミンを—に含んだ果物」 2 (多く「多分に」の形で)かなりの程度であるさま。相当。「考...
たま‐みそ【玉味噌】
ソラマメを煮て麹(こうじ)と塩とをまぜ、団子に丸めて藁苞(わらづと)に包み、炉の上やかまどのそばに1、2年置いて熟成させた味噌。味噌玉。
たんぜん‐たてがみ【丹前立(て)髪】
丹前姿の男の髪形。月代(さかやき)をそらないで伸ばしたもの。立て髪。
だい‐ぶ【大分】
[名・形動]数量や程度がかなり多かったり進んでいたりすること。また、そのさま。相当。だいぶん。「彼が去って—になる」「おそらく北向の—の沖を越えて」〈緑雨・おぼろ夜〉
[副]思ったよりも数が...
だて‐まいり【伊達参り】
本当の信心からではなく、みえで参詣すること。「足をそらそら空吹く風に散らぬ色香の—」〈浄・油地獄〉
ちゅう【宙】
1 そら。大空。また、地面から離れた所。空中。「胴上げでからだが—に舞う」 2 そらで覚えていること。暗記していること。「小説の一節を—で言う」
ちゅう‐ろくてん【中六天/宙六天】
1 空中。宙。 2 物を見ないで、そらで覚えていること。「この里の事は—に」〈浮・常々草〉
ちょく‐し【直視】
[名](スル) 1 目をそらさないで、まっすぐに見つめること。「相手の目を—する」 2 事実を正しくはっきりと見ること。「現実を—する」