つき‐しろ・う【突きしろふ】
[動ハ四]《「つきじろう」とも》互いにひざや肩などをつつき合う。また、相手をつっついて合図をする。「子を知るはといふは虚言(そらごと)なめりなどぞ—・ふ」〈源・少女〉
つくり‐ごと【作り言】
実際にはないことを、あるかのように言うこと。また、その言葉。そらごと。うそ。「—にだまされる」
つくり‐なき【作り泣き】
悲しくもないのに泣くふりをすること。また、その泣き方。うそなき。そらなき。
つくり‐わらい【作り笑い】
[名](スル)おかしくもうれしくもないのに、わざと笑うこと。そら笑い。「—してその場をつくろう」
つま‐づま【端端】
物事のはしばし。すみずみ。「—合はせて語る虚言(そらごと)は恐しき事なり」〈徒然・七三〉
つり‐こうろ【釣(り)香炉】
ひもでつり下げるようにした香炉。空(そら)だきして香をくゆらせる。
て‐じな【手品】
1 巧みな手さばきで、人の目をくらまし、不思議なことをしてみせる芸。奇術。「—の種あかし」 2 人の目を別にそらして人をあざむくための手段や方法のたとえ。マジック。トリック。まやかし。「言葉の—...
てりてり‐ぼうず【照(り)照(り)坊主】
「照る照る坊主」に同じ。「三日も前から気もそらの—何うぞと待ちし幸いの花日和」〈緑雨・門三味線〉
てれ‐かくし【照れ隠し】
人前で気恥ずかしい思いをしたとき、人の注意をそらすためにとりつくろうこと。「—に笑う」
てんじく【天竺】
中国および日本で用いたインドの古称。「後漢書」西域伝に初見。
1 「天竺木綿」の略。 2 そら。天。「此の頃の御有様は、さりとも見たてまつりなば、—へも憧れじ」〈狭衣・一〉 3 接頭語的に...