オーストリアハンガリー‐ていこく【オーストリアハンガリー帝国】
普墺(ふおう)戦争に敗北したオーストリアが、ハンガリーのマジャール人貴族と妥協して王国の建設を許し、オーストリア皇帝がハンガリー王を兼ねて、1867年に成立した二重帝国。第一次大戦の敗北とともに...
オープン‐エスエスエル【OpenSSL】
《open secure socket layer》SSLとTLSを組み合わせたオープンソースソフトウエアの一。さまざまなプログラミング言語やオペレーティングシステムに対応し、オンラインショッピ...
かいなん‐とう【海南島】
中国広東(カントン)省の雷州半島の南にある島。面積3万4000平方キロメートル。1988年から海南省をなし、省都は海口。鉄鉱石を産する。ハイナンタオ。
かがく‐いさん【化学遺産】
日本化学会が、国内の化学・化学技術史上、重要な文化遺産を認定する事業の一。これまで、宇田川榕庵が描いたとされる実験器具の絵、題名に「化学」の語がある日本初の書物、鈴木梅太郎が抽出に成功したオリザ...
かが‐そうどう【加賀騒動】
江戸中期、加賀藩主前田吉徳(まえだよしのり)の死後に起こったお家騒動。家老前田直躬(まえだなおみ)と、財政改革のために登用された大槻伝蔵(おおつきでんぞう)との対立に加え、吉徳の側室真如院がから...
かく‐らん【霍乱】
漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。「鬼の—」《季 夏》「—に町医ひた待つ草家かな/久女」「—と云いける虎列剌(これら)に斃(たお)れ...
かけ‐ながし【掛(け)流し】
1 その場かぎりで、真実味のないこと。「その場かぎり、—の心易いはなしなれど」〈荷風・かたおもひ〉 2 品物などを、一度使っただけで捨ててしまうこと。また、そのもの。使い捨て。「紅摺り化して—の...
かけ‐の‐うお【懸(け)の魚】
1 漁がうまくいったお礼として漁師が神に供える魚。かけざかな。かけのいお。 2 正月の飾り物として幸い木につるす魚。かけのいお。《季 新年》
かけ‐まもり【掛(け)守り/懸(け)守り】
錦(にしき)のきれで筒形に作った袋に神仏像や守り札を入れ、ひもで胸にかけるようにしたお守り。平安中期ごろからみられ、上流の女性が用いた。
かしま‐おどり【鹿島踊(り)】
1 民俗芸能の一。鹿島の事触(ことぶ)れの影響がみられる、多くは青年たちによる集団舞踊。神奈川県小田原市を中心とした足柄地方、静岡県熱海市周辺から伊豆半島東海岸などに分布。弥勒(みろく)踊り。 ...