イスラム‐ていこく【イスラム帝国】
イスラム教徒が西アジアを中心に建設した諸帝国の総称。ムハンマドの死後に始まる正統カリフ時代から、1922年に崩壊したオスマン帝国までの諸帝国をさすが、狭義にはアッバース朝をいう。サラセン帝国。
いずみさの【泉佐野】
大阪府南西部の市。平安時代から紀州街道の宿場町・港町として発展。綿織物業、特にタオルの生産が盛ん。人口9.9万(2024)。
いそがわし・い【忙わしい】
[形][文]いそがは・し[シク]いかにもあわただしいさま。せわしい。「お政は、茫然としていたお勢の袖を—・く曳揺(ひきうご)かして」〈二葉亭・浮雲〉 [派生]いそがわしげ[形動]いそがわしさ[名]
イタリア‐とういつせんそう【イタリア統一戦争】
1859年、イタリアの統一をめざしたサルデーニャ王国と、北イタリアを支配していたオーストリアとの戦争。フランスの援助を受けたサルデーニャが優勢だったが、ナポレオン3世の裏切りにより、ロンバルディ...
一木(いちぼく)大廈(たいか)の崩(くず)るるを支(ささ)うる能(あた)わず
《「文中子」事君から》大きい建物が倒れようとしているのを、1本の木ではとうてい支えきれるものではない。大勢が傾きかけているときは、一人の力ではどうすることもできないというたとえ。大廈の顛(たお)...
いっ‐きょう【一興】
1 ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた—だ」 2 (近世、反語的に用いて)意外なこと。奇怪なこと。「これは—、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉
いっ‐きょう【逸興】
[名・形動ナリ] 1 特別に興味深いこと。また、そのさま。「この道は、もし四道の間に—のすぐれたるか」〈海道記・序〉 2 ちょっと変わったおもしろみ。また、そのさま。「不思議に思ひて見れば—なる...
いなずまびょうし【稲妻表紙】
読本。5巻6冊。山東京伝著。歌川豊国画。文化3年(1806)刊。近松門左衛門の「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」などの不破伴左衛門と名古屋山三郎の物語をからませ、敵討ちを中心にしたお家騒動物...
いぬ‐じに【犬死に】
[名](スル)何の役にも立たない死に方をすること。徒死。むだじに。「志半ばで斃(たお)れた彼を—させるな」
いまばり【今治】
愛媛県北部の市。近世は藤堂氏、次いで松平氏の城下町。今治港は商業港。農業などのほか特にタオル製造業が盛ん。人口15.0万(2024)。