出(で)る幕(まく)ではな・い
《演劇で、出番ではないの意から》出て何かをしたり、口出ししたりする場面ではない。「個人的な問題だから、第三者の—・い」
です‐から
[接]《断定の助動詞「です」+接続助詞「から」から》「だから」を丁寧にいう語。「9時に出社いたします。—9時以降なら何時でも結構です」
と‐いうのも【と言うのも】
[連語] 1 他も同様であるという意を含みながら、特にそれについて述べるときに用いる。「ゴルフ—、なかなかむずかしいスポーツだ」 2 理由をあとに述べる意を表す。「社長みずからが来た—、社運にか...
てん◦だ
[連語] 《連語「ている」に連語「のだ」の付いた「ているのだ」の音変化。上に付く語によっては「でんだ」とも》…ているのだ。「何を話し—◦だ」「何をして遊んでんだ」 《格助詞「と」に動詞「いう...
と‐いって【と言って】
[連語] 1 (「これ」「なに」「どこ」に付き、あとに打消しの語を伴って)特に…ない、という意を表す。「これ—、楽しみはない」 2 (「…からといって」などの形で、あとに打消しの語を伴って)前述...
とに‐かく
[副] 1 他の事柄は別問題としてという気持ちを表す。何はともあれ。いずれにしても。ともかく。「—話すだけ話してみよう」「間に合うかどうか、—行ってみよう」 2 (「…はとにかく」の形で)上の事...
とし‐づよ【年強】
[名・形動] 1 数え年で年齢をいう場合、その年の前半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年弱(としよわ)。「だけどお正月生まれだから—なのよ」〈中勘助・銀の匙〉 2 年上であること...
とし‐よわ【年弱】
[名・形動] 1 数え年で年齢をいう場合、その年の後半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年強(としづよ)。「—なんだから、一年ぐらい遅れてもいいと」〈山本有三・波〉 2 年下である...
年(とし)が年(とし)
かなりの高齢であること。相当の年齢。「—だから無理がきかない」
とうけん‐びたい【唐犬額】
額の毛を広く大きく抜き上げ、かどを鋭くとがらせた額。江戸初期、町奴(まちやっこ)の間に流行。唐犬権兵衛が好んだからとも、また、唐犬の額に似ているからともいう。