まだら‐か【斑か】
[形動ナリ]まだらのはっきり分かれて見えるさま。「霞、低岫の紅を—にし、池、汎煙の翠りを暎にす」〈大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点〉
まだら‐ぶすま【斑衾】
まだら模様のある夜具。「寸戸人(きへひと)の—に綿さはだ入りなましもの妹(いも)が小床(をどこ)に」〈万・三三五四〉
まだら‐ぐも【斑雲】
巻積雲または高積雲の俗称。雲の濃淡と空の色がまだらを成して広がる。
まだら【斑】
[名・形動] 1 違った色が所々にまじっていたり、色に濃淡があったりすること。また、そのものや、そのさま。ぶち。「黒と白の—な(の)猫」 2 (比喩的に)ある現象が現れたり、現れなかったりするこ...
マラリア【malaria】
マラリア病原虫が赤血球に寄生して起こる熱帯性の感染症。感染症予防法の4類感染症の一。ハマダラカの媒介により感染する。寒け・震え・高熱が主症状で、間欠的に繰り返す。発熱周期が一定し、48時間ごとに...
まつのざい‐せんちゅう【松の材線虫】
線虫の一種。体長約1ミリ。マツノマダラカミキリによって媒介され、そのかみ傷から材中に侵入して繁殖し、松枯れを起こす。材中でカミキリの幼虫が羽化すると体内に移り、運ばれる。日本には米国から渡来。
ま‐だら【真鱈】
タラ科の海水魚。全長約80センチ。体は紡錘形で前半部が太く、全体にやや側扁する。背びれ3基、しりびれ2基をもち、背側は不定形の褐色斑があり、腹側は白い。北太平洋から日本海にかけて産し、冬が旬。ほ...
マシュトツ‐おおどおり【マシュトツ大通り】
《Mashtotsi poghota》アルメニアの首都エレバンにある大通り。市街中心部、マテナダラン(古文書保管所)から自由広場を通って南西方向に延びる。名称は、5世紀初頭にアルメニア文字を考案...
ほん‐ぞん【本尊】
1 寺院などで、礼拝の対象として安置される、最も主要な仏・菩薩(ぼさつ)像。画像・曼荼羅(まんだら)・名号などのこともある。 2 身辺に常に持ち、その守護を祈る小形の仏・菩薩像。守り本尊。 3 ...
ほんもん‐の‐ほんぞん【本門の本尊】
日蓮宗の三大秘法の一。信心・唱題の対象としての、法華経の題目によって表された十界曼荼羅(じっかいまんだら)。