などて‐か【何どてか】
[連語]《「か」は係助詞》どうして…だろうか。「世の中もいと常なきものを、—さのみは思ひ悩まむ」〈源・若菜上〉
なあ
[感]呼びかけたり、同意を求めたり、念を押したりするときに発する語。な。「—、いいだろう」
とおから‐ず【遠からず】
[副]遠くない将来に。近いうちに。ほどなく。「—実現するだろう」
とく‐さく【得策】
利益のあるはかりごと。うまいやりかた。「引き受けるのが—だろう」
時(とき)しもあれ
ほかに時もあるのに。ふさわしい時期がほかにあるだろうに。折あしく。「例の、—雨いたく降り神いといたく鳴るを」〈かげろふ・中〉
とて‐も【迚も】
[副]《「とてもかくても」の略》 1 (あとに打消しの表現を伴って用いる)どのようにしても実現しない気持ちを表す。どうしても。とうてい。「—食べられない量」「—無理な相談」 2 程度のはなはだし...
どこ‐いら【何処いら】
[代]「どこら」に同じ。「—に置こうか」「—まで知っているのだろう」
と‐よ
[連語]《格助詞「と」+間投助詞「よ」》 1 (多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意を含むこともある。…ということだよ。…だそうな。「夜中に地震があったんだ—」「あ...
な
[感]「なあ」に同じ。「—、わかっただろう」
名(な)が有(あ)・る
その名をよく知られる。「いずれ—・る人の筆跡だろう」