ども‐の‐またへい【吃又平】
浄瑠璃「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」に登場する絵師。死を決して自画像を石の手水鉢(ちょうずばち)に描くと、画像が裏へ抜け出る奇跡が起こる。その功で、土佐の名字を許される。吃又。
つくばい【蹲/蹲踞】
茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢。
て‐だらい【手盥】
手や顔を洗うのに用いる小形のたらい。ちょうずだらい。
てあらい‐ばち【手洗い鉢】
手を洗う水を入れておく鉢。手水鉢(ちょうずばち)。
て‐みず【手水】
1 手を洗う水。てあらいみず。ちょうず。 2 洗ったあとなどに手についている水。 3 餅(もち)つきのとき、捏(こ)ね取りが手に水をつけて餅を湿らすこと。また、その水。
てみず‐や【手水舎】
神社で、参拝者が手・口などを清めるための水盤を置く建物。ちょうずや。
うち‐ちょう・ず【打ちちょうず】
[動サ変]たたいてこらしめる。「この翁丸(おきなまろ)—・じて、犬島へつかはせ」〈枕・九〉 [補説]「ちょうず」は「懲ず」とも「調(てう)ず」とも考えられる。