ちょく‐じゅ【勅授】
律令制の叙位の方法の一。勅旨により位階を授けるもの。内外五位以上の叙位をいう。明治憲法下では、従四位以上の叙位の場合に宮内大臣が代行して授与した。→奏授 →判授
ちょく‐じょ【直叙】
[名](スル)感想や想像を加えないで、ありのままを述べること。「事実だけを—する」
ちょく‐じょう【直上】
[名](スル) 1 すぐうえ。「—の士官」⇔直下。 2 まっすぐに上昇すること。「—する曲芸飛行」⇔直下。
ちょく‐じょう【直情】
[名・形動]いつわりや飾りのない、ありのままの感情。また、そういう感情をもつさま。「彼等の—な恋に較べて」〈葛西・湖畔手記〉
ちょく‐じょう【勅定/勅諚】
天子がみずから定めたこと。また、天子の命令。勅命。
ちょくじょう‐けいこう【直情径行】
[名・形動]《「礼記」檀弓から》自分の感情のままを言動に表すこと。また、そのさま。「—な(の)性格」
ちょくせき‐しゅうごう【直積集合】
二つの集合A・Bに対して、Aの元(げん)aとBの元bとの組(a,b)によって作られる集合{(a,b)}。A×Bで表される。
ちょく‐せつ【直接】
[名・形動](スル)間に他のものをはさまないで接すること。間に何も置かないで関係したり、働きかけたりすること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「事故の—の原因」「相手国政府への—な(の)交渉」...
ちょく‐せつ【直截】
[名・形動]《慣用読みで「ちょくさい」とも》 1 すぐに裁断を下すこと。また、そのさま。「—な(の)処置」 2 まわりくどくなく、ずばりと言うこと。また、そのさま。「簡明—な表現」
ちょくせつ‐かくさん【直接拡散】
《direct spread》無線通信のスペクトラム拡散で使われる方式の一。もとの信号に一定周期で繰り返されるランダムな信号を組み合わせ、幅広い帯域に拡散して送信する。受信側は拡散された信号を逆...