てんにんごすい【天人五衰】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第4巻。昭和46年(1971)刊行。第1巻から第3巻までの主人公の転生者と思われた少年が本物ではないとわかる、寂寥(せきりょう)感の漂う作品。
てんにん‐そう【天人草】
シソ科の多年草。日本特産。山地の木陰に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は長楕円形で先がとがる。夏の終わりに、淡黄色の花を密につけた穂を出す。
てんにん‐ちょう【天人鳥】
テンニンチョウ科の鳥。雄は尾羽が体の2倍近く長く、頭・背・尾が黒色でほかは白く、くちばしが赤い。カエデチョウの巣に托卵をする。アフリカに分布。
てんにん‐の‐ごすい【天人の五衰】
⇒五衰(ごすい)