なか‐やどり【中宿り】
「なかやど1」に同じ。「内裏(うち)よりまかで給ふ—に」〈源・夕顔〉
なかやま【中山】
千葉県市川市と船橋市にまたがる地名。日蓮宗法華経寺の門前町から発展。中山競馬場がある。
なかやま【中山】
姓氏の一。 [補説]「中山」姓の人物中山伊知郎(なかやまいちろう)中山義秀(なかやまぎしゅう)中山茂(なかやましげる)中山晋平(なかやましんぺい)中山忠親(なかやまただちか)中山忠光(なかやまた...
なかやま‐いちろう【中山伊知郎】
[1898〜1980]経済学者。三重の生まれ。シュンペーターについて理論経済学を学び、近代経済学の導入・普及に努めた。一橋大学学長・中央労働委員会会長などを歴任。著「純粋経済学」「発展過程の均衡...
なかやま‐がわ【中山川】
愛媛県中西部を流れる川。肱(ひじ)川水系の一。伊予市中山町の階上(はじかみ)山(標高899メートル)に源を発して南流し、喜多郡内子(うちこ)町で肱川支流の小田川と合流する。長さ25キロ。流域はタ...
なかやま‐ぎしゅう【中山義秀】
[1900〜1969]小説家。福島の生まれ。本名、議秀。「厚物咲(あつものざき)」で芥川賞受賞。晩年は歴史小説を多く手がけた。他に「碑(いしぶみ)」「テニヤンの末日」「咲庵(しょうあん)」など。
なかやまざか【中山坂】
古井由吉の短編小説。昭和61年(1986)刊行の作品集「眉雨」に収録。第14回川端康成文学賞受賞。
なかやま‐しげる【中山茂】
[1928〜2014]科学史家。兵庫の生まれ。昭和46年(1971)に米国の科学史家トーマス=クーンの著書「科学革命の構造」を翻訳し、パラダイム論を日本に紹介した。
なかやましちり【中山七里】
岐阜県中部、下呂市にある、益田(ました)川中流の峡谷。景勝地。長さ28キロ。
なかやま‐しんぺい【中山晋平】
[1887〜1952]作曲家。長野の生まれ。多数の歌謡曲・童謡などを作曲、晋平節といわれる独特の様式をつくりあげた。作品に「カチューシャの歌」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「波浮(はぶ)の港」など。