あな‐かま
[連語]《「あな」は感動詞、「かま」は形容詞「かま(囂)し」の語幹か》「ああ、やかましい。静かに」と制止する語。「—とまねき制すれども」〈枕・三〉
い‐かえ・す【射返す】
[動サ五(四)] 1 敵が射かけてきたのに応じて、こちらからも射る。応射する。「敵陣に向かって—・す」 2 光を照り返す。反射する。「二つの甲(かぶと)が、月下に躍る細鱗の如く秋の日を—・す」〈...
おさふね【長船】
姓氏の一。 [補説]「長船」姓の人物長船騏郎(おさふねきろう)長船長光(おさふねながみつ)
お‐よび【御呼び】
人を呼ぶことを、その呼んでいる人を敬っていう語。おまねき。お召し。「—がかかる」「先生が—です」
かいようせいぶつ‐レッドリスト【海洋生物レッドリスト】
絶滅のおそれがある海洋生物の種のリスト。環境省と水産庁が、日本に生息・生育する魚類・サンゴ類・甲殻類・軟体動物(頭足類)・その他の無脊椎動物の約1万120種について調査。オガサワラサンゴが絶滅種...
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
カナキン【(ポルトガル)canequim】
《「カネキン」とも》綿布の一。固く縒(よ)った糸で目を細かく織った薄地の広幅綿布。→キャラコ
がん‐づけ【がん漬(け)】
《「蟹(かに)漬け」の音変化》シオマネキなど小形のカニを殻のまますりつぶし、塩とトウガラシを加えて発酵させたもの。佐賀県の郷土料理。がに漬け。がね漬け。
くし‐がた【櫛形】
1 櫛のように、下部が水平で上部にゆるやかな丸みをもった山形。また、そのもの。「レモンを—に切る」 2 茶室などの壁に設ける、山形の出入り口。 3 木材にらせん状の溝を切り込むのに用いる鉋(かん...
くつ‐びき【沓引き/臥機】
織機の付属具。一端を機械のまねきにつけ、他の一端を織る人の足につけて、足の屈伸で綜(あぜ)を操るための麻縄。すそお。