はん‐しょう【汎称/泛称】
[名](スル)同類のものを広くひっくるめて呼ぶこと。また、その呼び名。総称。「赤色をしたトンボを赤トンボと—する」
はん‐しょう【斑晶】
斑状組織の火成岩において、細粒の結晶やガラス質からなる石基の中に散在する大きな結晶。
はん‐しょう【範唱】
歌唱指導の際、教師が模範として歌をうたうこと。
はん‐しょうじ【半障子】
高さ1メートルくらいの、普通より低い障子。
はんしょうぞく‐の‐じゅず【半装束の数珠】
水晶の珠(たま)に琥珀(こはく)の珠を少しまぜて作った数珠。「素絹の衣を着たりける老僧の、—持ちて立ちしが」〈義経記・五〉
はんしょう‐だいめいし【反照代名詞】
⇒反射代名詞
はんしょう‐づる【半鐘蔓】
キンポウゲ科の落葉性で木質の蔓(つる)植物。山地に生える。葉は3枚の小葉からなる複葉で、対生。初夏、紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。実に白い毛がある。つりがねかずら。
はん‐しょうでん【半昇殿】
主上が殿上(てんじょう)の間(ま)へ出御のとき、侍医などが、許されて臨時に小板敷までのぼったこと。
はんしょう‐どろぼう【半鐘泥棒】
《火の見櫓の半鐘を盗む者の意》背の非常に高い者をあざけっていう語。半鐘盗人(ぬすっと)。
はん‐しょく【繁殖/蕃殖】
[名](スル)動物や植物が生まれてふえること。生殖により個体数がふえて再生産が行われること。「細菌が—する」