ブージ【Bhuj】
インド西部、グジャラート州の都市。パキスタンとの国境に近いカッチ湿地帯の中心地。16世紀半ばにラオ=ケーンガルジ1世が藩王国を建て、1948年までその都が置かれた。城壁に囲まれた旧市街には、藩王...
ビシュワナート‐じいん【ビシュワナート寺院】
《Vishwanath Temple》 インド北部、ウッタルプラデシュ州の宗教都市バラナシにあるヒンズー教寺院。5世紀の創建。ムガル帝国の攻撃を受けてイスラム寺院に改築。18世紀に現在見られる...
ビシュヌ【(梵)Viṣṇu】
ヒンズー教で、ブラフマー・シバとともに三神の一。ベーダ神話では太陽神であるが、のちの叙事詩では破壊神シバと並んで最高神とされる。慈愛・恩寵(おんちょう)を垂れ、生類救済のため10種の形をとって世...
バリサル【Barisal】
バングラデシュ南部の都市。首都ダッカの南約280キロメートル、ベンガル湾にそそぐガンジス川(ポッダ川)の支流沿いに位置し、河港をもつ。ガンジスデルタの水運の拠点であり、米、ジュートなどの集散地と...
ハレビート【Halebid】
インド南部、カルナータカ州の町。12世紀前半から14世紀前半にかけて同州南部を支配した、ホイサラ朝の都ドワラサムドラがあった。12世紀に王室寺院として建立されたホイサレーシュワラ寺院は、ホイサラ...
はん‐おう【藩王】
インド帝国にあった。大小の藩王国の君主。ヒンズー系はマハラジャ・ラージャ・タークルなどと、ムスリム系はナワーブ・ワーリーなどの尊称で呼ばれた。
バリ‐とう【バリ島】
《Pulau Bali》インドネシア南部、ジャワ島とロンボク島との間にある火山島。小スンダ列島の西端に位置する。イスラム化された同国の中で唯一ヒンズー文化が保持された地で、独特の音楽・舞踊が伝わ...
バンテアイ‐サムレ【Banteay Samre】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。かつての人工水域である東バライの東に位置する。12世紀初頭、クメール王朝のスーリヤバルマン2世により建立。環濠(かんごう)と二重の周壁に囲ま...
バンテアイ‐クデイ【Banteay Kdei】
カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。アンコールトムの東約3キロメートルに位置する。もとはヒンズー教寺院だったと考えられ、12世紀末から13世紀初頭にかけて、クメール王朝のジャヤバルマ...
バンテアイ‐スレイ【Banteay Srei】
カンボジア北部にあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコール遺跡群の中心より北東約25キロメートルに位置する。10世紀後半、クメール王朝のラジェンドラバルマン2世により創建され、息子ジャヤバルマン5世の...