ふしみ‐く【伏見区】
⇒伏見
ふしみ‐さんずん【伏見三寸】
伏見でつくられた葛籠(つづら)。小形の衣類入れで、庶民の嫁入り道具の一。「—の葛籠一荷」〈浮・五人女・二〉
ふしみ‐じゅうごこくぶね【伏見十五石船】
江戸時代、過書船(かしょぶね)とともに淀川に就航し、伏見から大坂まで貨客を運んだ伏見奉行支配下の15石積み川船。伏見船。
ふしみ‐じょう【伏見城】
伏見にあった城。文禄3年(1594)豊臣秀吉が住居として築城。秀吉の死後、子の秀頼は大坂城を本拠としたので、徳川家康が入城。豊臣家滅亡後の寛永2年(1625)幕命により破却。第二次大戦後、天守閣...
ふし‐みせ【五倍子見世/五倍子店】
おはぐろ用の五倍子(ふし)の粉を売る店。
ふしみ‐とうがらし【伏見唐辛子】
トウガラシの一品種。京都の特産。長さ10〜15センチ程度で、先端がとがっていて細長い。辛みが少なく柔らかい。伏見甘長(あまなが)。
ふしみ‐にんぎょう【伏見人形】
伏見で産する土製の人形。江戸時代初めころから作られ、形・彩色の素朴なもの。伏見雛(びな)。
ふしみ‐ばん【伏見版】
慶長4〜11年(1599〜1606)徳川家康の命により、伏見の円光寺の僧三要らが木製活字で印刷した書籍の称。「孔子家語」「六韜(りくとう)」「三略」などがある。円光寺版。
ふしみ‐ぶぎょう【伏見奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中の支配に属し、伏見の民政管理、宇治・伏見・木津川の船舶の取り締まり、また、京都御所の警備や西国大名の往来の監視などを行った。
ふしみももやま‐の‐みささぎ【伏見桃山陵】
⇒ふしみももやまりょう(伏見桃山陵)