みせられたたましい【魅せられた魂】
《原題、(フランス)L'Âme enchantée》ロランによる連作長編小説。1922年から1933年にかけて刊行された「アンネットとシルビィ」「夏」「母と子」「予告する者」(第1部「一つの世界...
みだり‐がまし・い【濫りがましい/猥りがましい】
[形][文]みだりがま・し[シク]「みだりがわしい」に同じ。「側へ参って—・い話をしかけますから」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 [派生]みだりがましさ[名]
みれん‐がまし・い【未練がましい】
[形][文]みれんがま・し[シク]思い切りが悪い。あきらめが悪い。未練たらしい。「—・くぐちを言う」 [派生]みれんがましさ[名]
むつまじ・い【睦まじい】
[形][文]むつま・じ[シク]《動詞「むつむ」の形容詞化。古くは「むつまし」》 1 仲がよい。親密である。特に、男女間の愛情がこまやかである。「夫婦仲も—・く暮らす」 2 事物に愛着がある。心が...
め‐ざまし・い【目覚ましい】
[形][文]めざま・し[シク] 1 目が覚めるほどすばらしい。驚くほどすばらしい。「—・い発展」「—・い活躍」 2 心外であるさま。気にくわない。「心やすくも御覧ぜさせず、悩ましきこゆる、いと—...
もの‐すさまじ・い【物凄じい】
[形][文]ものすさま・じ[シク]《「ものすさましい」とも》 1 なんともいえず激しい。「—・い地鳴り」 2 非常に恐ろしい。見る人をぞっとさせる。「—・い顔つきの鬼女」 3 なんとなく興ざめが...
やかまし・い【喧しい】
[形][文]やかま・し[シク] 1 声や物音などが騒がしい。うるさく、不快である。「工事現場の—・い音」 2 いろいろの人が話題にして騒がしい。また、評判が高い。「世間が—・い」 3 こまごまと...
やまし・い【疚しい/疾しい】
[形][文]やま・し[シク]《動詞「や(病)む」の形容詞化》 1 良心がとがめる。後ろめたい。「何も—・いことはしていない」 2 病気であるような気がする。気分が悪い。〈和英語林集成〉 3 不満...
やまと‐だましい【大和魂】
1 日本民族固有の精神。勇敢で、潔いことが特徴とされる。天皇制における国粋主義思想、戦時中の軍国主義思想のもとで喧伝された。 2 日本人固有の知恵・才覚。漢才(からざえ)、すなわち学問(漢学)上...
よう‐がまし・い【様がましい】
[形][文]やうがま・し[シク]《中世・近世語》 1 もったいぶっている。いわくありげである。「御下向なからんもなかなか—・しかるべし」〈盛衰記・四一〉 2 条件や注文がやかましい。うるさい。「...