ちか‐ま【近間】
あまり離れていない場所。近所。「買物はなるべく—で済ませる」
ち‐つけ【乳付け】
生まれた子に初めて乳を飲ませること。また、その乳母。ちちつけ。「御—は橘の三位」〈紫式部日記〉
ちゃ‐し【茶肆】
1 茶を並べて売っている店。茶舗。 2 茶を飲ませる店。茶店。茶屋。
ちゃ‐ぶるまい【茶振る舞ひ】
酒や食事を出さず、茶だけで済ませるような簡単なもてなし。多く、女性だけの集まりに行われた。「—みな一人づつ抱いて来る」〈柳多留・二〉
ちょう‐ば【帳場】
1 旅館や商店などで、帳付けや勘定などをする所。勘定場。「—で支払いを済ませる」 2 ⇒町場(ちょうば)
つかま・す【掴ます】
[動サ五(四)]「掴ませる」に同じ。「金を—・す」
[動サ下二]「つかませる」の文語形。
つ・く【突く/衝く/撞く】
[動カ五(四)] 1 とがった物で一つ所を勢いよく刺したり、強く当てたりする。「槍で—・く」 2 棒状のもので強く押す。「判を—・く」「ところてんを—・く」 3 棒などの先を打ち当てて鳴らす。「...
つ・ける【漬ける/浸ける】
[動カ下一][文]つ・く[カ下二] 1 水などの中に入れておく。ひたす。「洗濯物を水に—・ける」「豆を一晩—・けておく」 2 (漬ける)食材を、塩・糠(ぬか)・味噌(みそ)・麹(こうじ)などの中...
つづら‐おり【葛折(り)/九十九折(り)】
《ツヅラフジの蔓(つる)が曲がりくねっているところから》 1 いくつにも折れ曲がって続いている坂道や山道。 2 馬術で、馬をジグザグに歩ませること。
つばな‐か・す【茅花かす】
[動サ四]《茅花の穂のようにする意》綿などをつまみひろげ、ほぐして柔らかにする。また転じて、気分を解きほぐす。心をなごませる。「これを布子へ入れて、余ったを—・して襟巻にして」〈伎・天羽衣〉