みず‐た【水田】
水をはった田。すいでん。
みず‐たき【水炊き】
鍋料理の一。骨付き・皮付きの若鶏(わかどり)のぶつ切りを湯炊きし、ポン酢などのたれで食べるもの。もと博多の名物料理。薄切りの牛肉や豚肉を用いるものにもいう。
みず‐たで【水蓼】
[名]カワタデのこと。ヤナギタデの変種で、水中に生える。 [枕]穂状に花が咲くところから「穂」または地名の「穂積」にかかる。「みてぐらを奈良より出でて—穂積に至り」〈万・三二三〇〉
みず‐だな【水棚】
《「みずたな」とも》 1 「閼伽棚(あかだな)」に同じ。 2 盂蘭盆(うらぼん)に、無縁仏のために作る祭壇。餓鬼棚。 3 台所で洗った皿などを置く棚。
みずたに【水谷】
姓氏の一。 [補説]「水谷」姓の人物水谷不倒(みずたにふとう)水谷八重子(みずたにやえこ)
みずたに‐ふとう【水谷不倒】
[1858〜1943]国文学者。愛知の生まれ。本名、弓彦。東京専門学校卒。近世文学研究の先駆的存在。著作に「近世列伝体小説史」「草双紙と読本の研究」「絵入浄瑠璃史」など。
みずたに‐やえこ【水谷八重子】
[1905〜1979]女優。東京の生まれ。本名、松野八重子。劇団新派の代表的な女優。花柳章太郎の死後、新派の指導者となった。主な舞台に「大尉の娘」「鹿鳴館」。
みず‐タバコ【水タバコ】
水パイプを使って吸うタバコ。専用の葉がある。中近東の喫煙法。シーシャ。
みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかんざしなどに用いる。《季 夏》 3 「水玉模様」の略。
みず‐たまうき【瑞玉杯/瑞玉盞】
《「みず」も「たま」も美称》美しいりっぱなさかずき。「三重の子が捧(ささ)がせる—に」〈記・下・歌謡〉