オクテトラ【Octetra】
イサム=ノグチによるオブジェ・遊具。札幌のモエレ沼公園などに設置されている。穴の空いたコンクリート製の赤い八面体で、単体のものと複数個を積み重ねたものがあり、登ったり穴をくぐったりして遊ぶことが...
おみなえし【女郎花】
1 スイカズラ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしょう)...
オモ‐こくりつこうえん【オモ国立公園】
《Omo National Park》エチオピア南西部にある国立公園。トゥルカナ湖に注ぐオモ川流域西岸に位置する。キリン、ライオン、アフリカゾウ、オリックス、レイヨウなどの野生動物が生息する。ア...
おもだか‐おどし【沢瀉威】
鎧(よろい)の威の一。オモダカの葉の形に似せて上を狭く、裾開きに、周囲の色と変えておどす。周囲の地色から紫地沢瀉威、萌葱(もえぎ)地沢瀉威などという。
かえで【楓/槭樹】
《「かえるで(蛙手)」の音変化》 1 ムクロジ科カエデ属の落葉高木の総称。葉は多くは手のひら状に裂けていて、秋に紅葉または黄葉(こうよう)する。実には翼がある。イロハカエデ・トウカエデ・イタヤカ...
かが‐みの【加賀蓑】
加賀国から産出した蓑。細い草で作り、上に萌葱糸(もえぎいと)の網を掛けた上品なもの。武士や粋人が着用した。
かきつばた【杜若/燕子花】
[名] 1 アヤメ科の多年草。湿地に群生。葉は剣状で幅広く、基部は鞘(さや)になり茎を挟む。初夏、濃紫色の花を開く。外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。内花被3枚は小さく、直立する。園...
かけ‐えり【掛(け)襟】
1 汚れやいたみを防ぐために、和服の襟の上に共布でかけた襟。ともえり。 2 丹前・半纏(はんてん)・夜具などの襟の上に、汚れやいたみを防ぐためにさらに重ねて掛ける別布や共布の襟。
かじ【梶/楮/構/榖】
1 カジノキの古名。〈和名抄〉 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに萌葱(もえぎ)色で、初秋のころに用いる。
かた‐い【乞丐】
1 こじき。ものもらい。「—どもの、坏(つき)、なべなど据ゑてをるも、いとかなし」〈かげろふ・上〉 2 人をののしっていう語。物知らず。ばか者。「この楫取(かぢと)りは、日もえ計らぬ—なりけり」...