すえ‐しじゅう【末始終】
1 (副詞的にも用いる)行く末長い間。のちのちまで。「那(ああ)いう辛抱人へ還った方が—の為だぜ」〈風葉・世間師〉 「ほんとうに—見捨てないで頂戴よ」〈荷風・腕くらべ〉 2 最後。最終。「—はど...
しずおか‐へいや【静岡平野】
静岡県中央部、駿河湾に臨む平野。ふつう安倍川下流の扇状地をいう。静岡市清水区の巴(ともえ)川の三角州平野を合わせていうこともある。中心都市は静岡市。
すが‐すが【清清】
[副] 1 気分がすっきりして晴れやかなさま。「心がすっかり新しく—とおなりなすったので」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ためらいがないさま。さっぱり。「いとうしろめたう思ひ聞こえ給ひて、—ともえ...
シナントロプス‐ペキネンシス【(ラテン)Sinanthropus pekinensis】
北京(ペキン)原人の旧学名。→ホモエレクトゥス
ししき‐たくぼく【四色啄木】
組紐の組み方の一。啄木組の一種で、紺・白・萌葱(もえぎ)・紫の4色の色糸を取り合わせて組んだもの。鎧(よろい)の威(おどし)、刀の下げ緒などに用いる。
こん‐せん【混戦】
1 敵味方が互いに入り乱れて戦うこと。また、その戦い。「三つどもえの—」 2 どちらが勝つか予想できないような戦い。「—模様」
さい‐がいかく【最外殻】
原子核から最も遠く離れた電子殻。この電子殻にある電子は最外殻電子と呼ばれ、最もエネルギーが高く、原子の化学的性質や反応性を決定する。最外電子殻。
さと‐ずみ【里住み】
1 「里居(さとい)」に同じ。→内(うち)住み「源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く—もえし給はず」〈源・桐壺〉 2 出家の意志を持ちながら、果たさずにいること。「人に言ひさまたげられて、...
さいとう‐まさき【斎藤雅樹】
[1965〜 ]プロ野球選手。埼玉の生まれ。昭和57年(1982)巨人に入団。平成元年(1989)に、日本プロ野球記録となる11試合連続完投勝利を含む20勝をあげて最多勝・沢村賞を獲得。その後も...
さんにんきちさくるわのはつがい【三人吉三廓初買】
歌舞伎狂言。世話物。7幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。和尚吉三・お坊吉三・お嬢吉三が、百両の金と短刀とをめぐる因果応報で刺し違えて死ぬまでを描く。別名題「三人吉三巴白浪(と...