もの‐しり【物知り/物識り】
広く物事を知っていること。また、その人。博識。
ものしり‐がお【物知り顔】
[名・形動]いかにも物事を知っているような顔つき。また、そのさま。「—に語って聞かせる」
もの‐じたい【物自体】
《(ドイツ)Ding an sich》カント哲学で、感官を触発して表象を生じさせることによって、われわれに現れた限りでの対象(現象)の認識を得させる起源となるが、それ自体は不可知であるもの。現象...
もの‐すご・い【物凄い】
[形][文]ものすご・し[ク] 1 ひじょうに気味が悪い。なんとも恐ろしい。「怒った顔が—・い」「断崖絶壁の続く—・い所」 2 並の程度をはるかに超えている。はなはだしい。「人出が—・い」「—・...
もの‐すさまじ・い【物凄じい】
[形][文]ものすさま・じ[シク]《「ものすさましい」とも》 1 なんともいえず激しい。「—・い地鳴り」 2 非常に恐ろしい。見る人をぞっとさせる。「—・い顔つきの鬼女」 3 なんとなく興ざめが...
モノスペース‐フォント【monospace font】
⇒等幅フォント
もの・する【物する】
[動サ変][文]もの・す[サ変]《ある動作をそれと明示しないで婉曲(えんきょく)に表現する語》 1 詩文などを作る。「傑作を—・する」「一句—・する」 2 「ある」「居る」、また「行く」「来る」...
もの‐ずき【物好き/物数奇】
[名・形動] 1 変わったことを好むこと。好奇心が強く、普通と違ったことを好むこと。また、その人や、そのさま。「寒中水泳とは—な人だ」 2 物事に趣向を凝らすこと。また、そのものや、そのさま。「...
ものずき‐しゃ【物好き者】
変わった趣味・趣向をもつ人。数奇者(すきもの)。好事家(こうずか)。「立石、面白いぞなあ。亭主—でおりゃる」〈鷺流狂・萩大名〉
もの‐ず・く【物好く】
[動カ四] 1 好きになる。「新町の茨木屋の半太夫を—・き」〈浮・禁短気・一〉 2 趣向を凝らして行う。「和田殿の大磯がよひに、頭巾の名に—・かれてより」〈鶉衣・炮烙賛〉